Sicilia 2008

旅日記 7日目(2008/01/02)-01

... 1月2日。今日はパレルモに戻る。
まず、エリチェからトラーパニに行かなければいけないのだけれど、行きに乗ったロープウェイを使うと、トラーパニに着いてから駅方面への移動手段に困りそうだったので、夫の中で、帰りはバスを利用するつもりだったらしい。

でも、前の晩、ホテルのフロントで、トラーパニへ行くバスの時刻表はありますか?と聞くと、ホテルには時刻表はないのでトラーパニ門の外にあるバス停で見てくるといいと言われてしまった。でも、夜のエリチェは凍るほど寒く、時刻表を調べるためだけに出掛ける気にはなれなかった。

で結局、ガイドブックのトラーパニのページを見てみると、ロープウェイ乗り場から駅まで行く途中に、かなり有名な(?)観光名所があることが分った。
それなので、その名所まで歩いていけば、その先は何とかなるだろう、ということになり、帰りもまたロープウェイを利用することに決まった。
バス嫌いの私は、九十九折の道をバスで帰ったら100%酔うなーと思っていたので、時刻表を置いていなかったホテルに、心から感謝していた。
.
...

ホテルの外観 ↑

 ←ホテルの中庭

ということで、決まった時間に出発しなくて良くなったので、久々に目覚ましをかけずに寝て、目が覚めたら8時半過ぎになっていた。

私達にしては遅い時間に朝食をとりに、昨晩のレストランへ行くと、またしても昨夜のご夫婦が先に食事をしていた。
昨夜は、ずーっと声をたてて笑っていた奥さんも、今朝は挨拶を交わす程度だったので、ものすご〜く明るい奥さんだと思っていたのだけれど、夫が言うように、単に「暖炉のそばで暖かくなって、酔いが廻っていただけ』だったのかもしれない。
しかし、昨夜も今朝もレストランにいるのは私達2組だけなので、「もしかして、昨夜のお客は2組だけだったのかな?」と話していたのだけれど、私達が食事をしている間に、2組のカップルが食事に降りてきたので、そんなことはなかったようだ。

...

 ↑石畳のパターン

トラーパニ門 → 

このホテルの朝食は、さすがにハムやチーズ中心のコールドブッフェだったのだけれど、ジャムの入ったクロワッサンは温めてあって、とってもおいしかったし、飲み物もカプチーノを作ってくれたので、3つ星ホテルだから…と全く期待していなかったけれど、他のホテルより劣ることはほとんどなく、充分満足出来る滞在だった。

食後、一度部屋に戻った後、チェックアウトをして、フニビア乗り場へと向かった。

→ 次は、フニビア


<< 旅日記6日目-14 □ 目次に戻る □ 旅日記7日目-02>>