Sicilia 2008

旅日記 1日目（2007/12/27）-04

エレベーターへ向かう通路
（翌朝撮った写真）
... 坂を下った所に小さなエントランスがあった。
フロントでチェックインを済まし、荷物はポーターさんが運んでくれるということだったので、そのまま案内された通りエレベーターへと向かった。

エレベーターは、ロビーと扉で隔てられた通路を通っていくようになっていて、その通路は天井も壁もガラス貼りだった。とても眺めが良い通路で、ずっと海岸線が見えていた。
この通路の突き当たりにエレベーターが1台あり、
それで部屋へと下っていく。
このホテルは断崖絶壁に建っているホテルで、フロントとロビーは8階、朝食のレストランは7階、客室はその下という風になっているのだ。
だから先程の坂を下った所にあったエントランスからみると、平屋建てのように見えるのだ。

私たちの部屋がある5階でエレベーターを降り、通路を進んで客室がある建物へ進むと、建物側に業務用のエレベーターがあって、ちょうどそのエレベーターからポーターさんが私たちの荷物を持って降りてきた。
それなので、ポーターさんと一緒に部屋に入った。

 ...

ホテルの部屋は、適度に広く使いやすそうだった。

ポーターさんは荷物を台に置いてくれた後、部屋の奥へと進みカーテンを開けてくれた。
窓の外にはバルコニーがあったのだけれど、その窓を開けながら、誇らしそうに「どうぞ、

夜景の写真は失敗作のこの1枚のみ
翌日じっくり撮るつもりだったけど
夜は雨が降ってしまった
...

外へ出てみてください」というようなジェスチャーをしていた。
このホテルの客室はみな海に面していて眺めがいいのだけれど、自分の働く職場に誇りを持っているっていうのは、とてもすばらしいことだと思うので、見ていて気持ちのよい仕草だった。

ポーターさんが去った後、さっそくバルコニーへと出てみると、確かに移動時間17時間強の疲れを吹き飛ばす、すばらしい眺めだった。
でもさすがに寒かったし眠かったので、今日はちょっとだけ夜景を見ただけで、すぐに部屋へ戻った。
この日は、もう遅いし、お腹もすいていなかったので、カターニアまでの飛行機の中でもらったスナック菓子を1袋食べずに持ってきていたので、それを食べただけで寝ることにした。

→ このホテルについて

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