Sicilia 2008

旅日記 2日目(2007/12/28)-05

... 車の通る大きな通りをしばらく下っていくと、見晴台のような小さな広場があるのを発見した。
とりあえず、奥までいけば何かが見えるんだろうと思い、そこへ入ってみると、下には海が見え、岬と島のようなものが見えた。
夫に、「イソラ・ベッラってあれなの?」と聞くと、ガイドブックを見ながら、「う〜ん多分」という情けない返事が返ってきた。
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その後、もう一度、地図と実物を見比べてみて、『見晴台があるくらいだし、やはりあれがイソラ・ベッラに間違いない』という結論に至った。(←結果、正解だったようです。)
このイソラ・ベッラは、砂地で海岸線とつながっていて、、ポツリポツリとその砂地の上を歩いている人が見えていた。

イソラ・ベッラにはカプリ島の青の洞窟のような美しい洞窟があり、島の外周を船で廻って、洞窟へ入るということも出来るそうなのだけれど、冬期はそういう船もほとんど動いていないという話だった。(←未確認です。冬期に行かれる方は、ご自身で確認してみてください。)
その上、イソラ・ベッラは個人所有の島で、島へ入ることは出来ないらしい。

そういうことを考えると、はるか下に見えるこの島まで下っていく気にはなれなかった。
この見晴台までも、既に結構歩いてきていたし、何より、『行きはよいよい帰りはこわい』で、帰りは上り坂になるかと思うと、「もうこの景色で充分満足です」という気になった。(←帰りはバスに乗れるかもしれないけれど、『かも…』だし。)

...

海岸線とのつながり方も美しい

↑ アップでも撮ってみた

イオニア海は、本当に澄んでいて青くてきれいということなのだけれど、それはまた違う機会に見ることができそうなので、「イソラ・ベッラは高台から見るのが美しいのだ」と強引に結論付けて、この見晴台から見下ろしただけで満足することにした。

少しの間、ベンチに座って休憩した後、今度は、先程より車の通りが少ない1本裏の道を歩いて街の中心地へと戻った。

→ また中心地へ


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