Sicilia 2008

旅日記 2日目(2007/12/28)-07

... そろそろ12時になるので、食事にすることにした。
でも、その前に、パラッツォ・コルヴァヤから少し歩いた所に、夕飯のお店の候補店があるということだったので、下見に行くことにした。

そのお店はネットで評判が良かったそうなのだけれど、夜しかオープンしていないお店だったので、夕飯の候補店となっていたのだそうだ。

お店へは、それ程迷うことなくたどり着くことが出来た。
でも、オープン前のお店を外から眺めただけでは、どんなお店なのか全く分らなかった。
(しかも、結局、夜もこのお店に行かなかったので、わざわざ下見をした甲斐はなかった。)

この後は、お昼の候補店を目指して、ホテルのほうへ戻った。
この候補店も、ネットで評判が良かったお店だったそうなのだけれど、通り名しか分らず、なかなか見つけることができなかった。

その通りにはたどり着いたはずなのだけれど、その名前のお店が見つからず、何度も行ったり来たりしていたのだけれど、そのうち、雨もポツポツと降り始めてしまったので、夫が通りかかった郵便配達の女性に道を尋ねてみたら(←道を尋ねるには、最もふさわしい職業の人でした)、そのお店は、ドゥオモのほうへ移転したと教えてくれた。

しかし、今いる所とドゥオモはホテルを挟んで逆の方向だった。
昼食後、一度ホテルに戻って休憩し、夕方から、ドゥオモがある方へ行く予定だったので、今からわざわざ食事のためだけにそちらへ行く気にもなれなかったし、何より『ドゥオモの近く』というキーワードだけでお店を探せるとも思えなかったので、そのお店は諦めて別

...
のお店を探してみることにした。

少し行った所にあったレストランの軒先に黒板のメニューが出してあった。
そのメニューを見るため軒先に入ると、お店の奥にあるキッチンに、太っちょの店員さんがいるのが見えた。
痩せた料理人の作る料理よりは太った料理人の作る料理のほうがおいしそうだけど、イマイチ決め手に欠けるかなぁ…などと話しながら、その軒先で雨宿りをさせてもらって、地図を見たりして、次の一手を研究していた。

しかし、そうしているうちに、ポツポツだった雨が、一気にバケツをひっくり返したような大雨になってしまったので、決め手には欠けていたけれど、そのお店に入ることにした。

→ 次は食事


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