Sicilia 2008

旅日記 2日目(2007/12/28)-09

... しかし、朝はあった甘いもの屋さんが、どうしても発見できなかった。小雨が降る中、傘もささずに行ったり来たりしてみたのだけれど、やはり甘いものを売っているお店は見つからなかった。
というか、とにかく開いているお店すらないのだ。
で、やっと気付いたのだけれど、今はちょうどシエスタの時間なのだ。
タオルミーナという街は、今まで旅した中で一番かも…と思うくらい、しっかりとシエスタする街のようだ。(←これは結局、タオルミーナだけでなく、他の街でもそういった傾向が強かったです。南だからでしょうか。)
このまま他のお店を探そうとしても、きっと閉まっていると思うので、甘いものは諦めて、ホテルへと戻ることにした。

ホテルの部屋に戻り、着替えて部屋でゴロゴロとシエスタすることにした。
まだ2日目で、時差ボケ中だったので、ベッドでゴロゴロしていると、すぐに眠くなってきてしまったので、しっかりと布団に入って2時間くらい寝ることにした。

... ...

中 : このレモンのオバケみたいな果実は、
皮の部分を食べるのだそうです

3時半にセットしておいた目覚ましがなって、起き出したのだけれど、夫は「なんだか風邪がぶり返してきそう」と言うし、私は頭に鈍痛があって、寝る前より体調が悪くなっていた。
ゴールデンウィークくらいの、ちょっと汗ばむ季節の旅だと、こうして、昼間にホテルへ戻ってシャワーを浴びてから、2時間くらいシエスタすると、リフレッシュできて体調一気に回復、となるのだけれど、今回はダメだった。
これって寒い時期の旅行だからなのか、出発前にひいていた風邪が治ってすぐの時期だったからなのか、シャワーを浴びなかったからなのか…。

原因も分らず、なんとなくスッキリしないままだったのだけれど、外を歩いたら復活するかも、ということで、身支度を整えて、散歩に出かけることにした。

街へ出る前に、エレベーターで一番下まで降りてプールを見に行ってみることにした。(冬期はプール階にはエレベーターは停まらないので、ひとつ上の階から階段で降ります。)

...
プールは、規模は大きくないけれど、真冬だというのに、水も張ってあって、きれいに掃除されていた。
海はまだだいぶ下なので、泳ぎながら海が見えるというようなことはなさそうだったけれど、海側の視界は開けているので、なかなか気持ち良さそうだった。

とりあえず、ホテル探索はこのくらいにして、今度は午前中と逆の方向、ドゥオモ側へと向かうことにした。

→ 次は午後の部


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