Sicilia 2008

旅日記 3日目(2007/12/29)-04

... 私達が予約しているホテルはオルティジア島にある。
しかし島とはいえ、鉄道駅があるシチリア島の半島側とは短い橋でつながっていて、それ程遠い距離ではなかった。
タクシーはメーター制ではなく、料金は10ユーロと言われたので、特に値段交渉もせずその金額を支払った。

ホテルは海に面して建っていて、今回唯一の5つ星だった。
でも、車寄せなどはなく、通りからすぐにエントランスがあり、

その周辺は、あまりゴージャス感はなかった。

ロビーやフロントもとても小さく、私達が到着した時には無人だったのだけれど、すぐに呼び出し音を聞いて奥から出てきてくれて、チェックインの手続きをした。
しかし、まだ12時前だったため部屋の用意が出来ていないと言われた。それなので、その場で、手荷物の中にあった列車の中で読もうと思っていた本などをスーツケースにしまって、フロントに預け、観光へ出かけることにした。
フロントの人にタクシーを呼んでもらって、駅の先にある考古学地区へと向かった。
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海の近く=魚がおいしい=猫がいっぱい?

タクシーは、お土産物屋さんが並ぶ細い通りの手前で停まり、その通りの先にチケット売り場があると教えてくれた。
考古学地区には何箇所か見所が集まっているそうなので、見学する前に何か軽く食べることにした。この仲見世のような通りにカフェがあったので、そこでパニーニを食べることにした。

お店の中には、パニーノのメニューが書かれた黒板が置かれていたので、その中で解読(?)できたものを2つ頼み、夫はコーラ、私はお店の一角にオレンジが積まれ、搾り機が置かれているのを発見したので、前回の旅行時から頭にインプットされている数少ないイタリア語『アランチャ・ディ・スプレムータ(←フレッシュオレンジジュース)』と注文してみると(辛うじて?)通じ、お店の人が「あれだよね?」とオレンジを指差してくれたので、「シー、シー」と満面の笑みで答えてみた。(←これくらいのことで?と思われそうだけれど。)
パニーノは、注文を受けてから作り始めるもので、こんな観光名所にあるカフェだけれど、ちゃんとしたパニーノを食べることが出来た。
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 上左 : ブラッドオレンジジュース
              おいしかったです
 上右 : シラクーサの仲見世?

下右 : 石切り場   

予想外に満足できた食事の後、カフェがあった細い道にあった公衆電話から、再度実家に電話をすると、今度はちゃんと母が出て無事到着の報告が出来た。
その後、この通り(というか仲見世のようなもの)の突き当たりにある門から入って、シュロの木などの熱帯植物が生い茂った石切り場を右手に見ながら進んだところにあるチケット売り場で入場券を購入した。
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■ 考古学公園のチケット売り場

考古学公園のチケット売り場は円形闘技場と石切り場に挟まれた、お土産物屋が建ち並ぶ細い通りの奥にある門を入って、100m程行ったところにあります。
この敷地内にギリシア劇場と天国の石切り場があります。
このチケットで円形闘技場等にも入ることが出来ます。

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ギリシア劇場やチケット売り場などがある敷地へ入る門↑
チケット売り場は100m先という看板もあります

→ 次は、考古学公園内を見学


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