Sicilia 2008

旅日記 4日目(2007/12/30)-01

... 4日目。パレルモまでの移動日だ。
この日は朝から雨だったし、天気予報は雷雨マークだけだったので、シラクーサの観光は昨日で終わりとして、朝から移動してしまうことにした。
その移動手段も、本来私は鉄道好き(というかバス嫌い)なので、鉄道で移動するつもりでいたのだけれど、出発直前にネットで時刻表を調べてみたら、乗り継ぎが悪く、パレルモまで7時間くらいかかってしまうということが判明していて、それなら、乗り換え駅の街でも観光しようかということになっていた。
でも、いくら途中で観光を挟むとはいえ、合計で5時間くらい列車に乗り続けるのも辛いだろうし、その乗換え地も雨かもしれないし…と思いなおして、夫お薦めのバスでの移動を選択することにした。
バスは9時発だったので、7時半前に朝食をとりに行くことにした。

このホテルの朝食ブッフェのレストランは、最上階だった。
エレベーターを降りるとすぐにレストランになっているのだけれど、その一部分だけだけれど、ガラス貼りの天井になっていて、眺めのいい開放感のあるレストランだった。
もしかしたら、屋上に後から造られたレストランなのかもしれない。

... ...

前日までのホテルと違い、係りの人も多く、オープンから30分経っていないのに、準備は完全に整っていた。(…って、それが当然!?)
このホテルのブッフェも、一応ホットブッフェだったし、スプマンテもあった。
特に甘いパンの種類が多いといった印象だった。
でも、この後バスに乗ると思うと、私の食欲も落ち気味で、控えめに食事をすることにした。
ここでもコーヒーはミルクと一緒にポットでサービスされた。

食事中、もうすぐバスに乗ると思い、どんどんテンションが下がっている私と反比例するかのように、「いや〜なんか、完全復活って感じ〜」と、夫のテンションは上がりまくっていて、「部屋に戻ったら、『ジュースの瓶で目を冷やして苦闘している俺の図』の写真を撮ってね」などとのたまっていた。(←既に、昨日の夕食時から完全復活してたじゃないか、と思いつつも、渋々写真を撮ってあげました。)

前日にフロントの人に、バス停は鉄道駅の近くにあって、タクシーで10分もあれば着くと聞いていたのだけれど、チケットも買わないといけないので、8時15分くらいには部屋を出て、フロントでチェックアウトを済ませ、タクシーを呼んでもらった。

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