Sicilia 2008

旅日記 4日目(2007/12/30)-08

... この後は、パレルモにもあるという『カタコンベ』へ行くことにした。
街外れにあるインディペンデンツァ広場の近くのバス停から、カタコンベへ行くバスが出ていて、その広場までもバスに乗って移動することも出来たけれど、せっかくなので、街中を散歩して行くことにした。

ローマ通りから、ヴィットリオ・エマヌエーレ大通りに

入り、クアットロ・カンティを通り過ぎ、ヌオーヴァ門の外へと出た。
ここまでの道中にも、見所はたくさんあったのだけれど、今の時間帯は閉まっている所が多く、また後日、中を見ることにし、外観だけ見て通り過ぎた。
ヌオーヴァ門を過ぎた所に、バスが出ているインディペンデンツァ広場がある。

インディペンデンツァ広場は大きな広場で、この広場の真ん中を通っている大きな通り沿いに小屋のような切符売り場があったので、そこで、『カタコンベへの往復チケットをください』とジェスチャー交じりでお願いすると、120分間チケットを一人に1枚出してくれて、このチケットで往復できると説明してくれた。
バスの切符売り場の廻りにいた人全員で(←彼らの多くは、私達と同じ単なる乗客なのだと思うのだけれど…)、『バスは327番で、先程のヌオーヴァ門から続く道に戻った所にバス停がある』と教えてくれた。

.. ..

クアットロ・カンティ

カテドラーレ

ヌオーヴァ門

バス停では多くの人が待っていた。
この人達全員、カタコンベに行くのかなぁ、どんだけ有名な観光地なんだろう?なんて思っていたのだけれど、327番のバスが来て、それに乗り込んだのは私達だけだった。

降りるバス停が分らなかったので、運転手さんに「カタコンベで教えて下さい」とお願いしておくと、ほんの数分走ったところのバス停で、運転手さんが「ここだよ」と教えてくれた。
そしてまたしても私達の廻りにいた乗客みんなが(←皆というのは、ちょっと大げさだけど)、口々に、「カタコンベはこの手前の道を入るんだけど、近くにはバス停がないから、ここで降りて戻るんだよ」というようなことを説明してくれた。

→ 次は、カタコンベ


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