Sicilia 2008

旅日記 5日目(2007/12/31)-11

パラッツォ・ミルトの門

... サン・フランチェスコ・ダッシジ教会から、美術館へ向かう途中、重厚な門構えのパラッツォがあったので覗いていると、係りの人に、「どうぞどうぞ」と薦められたので、見学自由なのかな?と思いながら中に入ってみたら、しっかり入場料は3ユーロかかった。

内部は、お宝(?)が多いのか、バッグ類は全てコインロッカーに預けるように言われ、写真もダメだということだったので、カメラなど全て預けて身軽になって見学した。

パラッツォの内部は、とても豪華で、装飾品もすばらしかった。
東洋をコンセプトにした中華風の部屋などもあって、なかなか興味深かった。

ツアーガイドでの見学ではなく、基本的に自由に見て回れるのだけれど、各階には、係りの人が一人しかいなくて、他の人達と違う部屋に入ろうとすると注意された。最初、イタリア語だったので、何を言われているのか全く分らず、入室禁止だったのかな?などと思っていると、さらに一生懸命説明してくれたのだけれど、やっぱり分らず、?マークを浮かべていると、「イタリア語、分らないの?自分もイタリア語しかしゃべれないし」と言って(推測だけど)途方に暮れていた。
でも、その後、身振り手振りを交えて再度説明してくれたので、「自分ひとりしかいないから目が届かないから、みんなと一緒に部屋を移動して」とお願いされているのだと理解した。

その後は、そのおじさんに、「次の部屋に行ってもいい?」とその都度、確認してから見学し、最後は、外の馬車がずらりと並べられている所を見学して、このパラッツォの見学を終えた。
声をかけられたから見学することにしたけれど、なかなか見応えがあって、大満足だった。

パラッツォを見学している間に日も暮れて、外は真っ暗になってしまったので、行こうと思っていた美術館の見学はやめて、一度ホテルへ戻ることにした。

...

AUGURI=祝福のイルミネーション

またまたクアットロ・カンティ

ホテルには、18時くらいに戻ってきた。
お腹も減ってなかったので、夕飯は、カウントダウンが行なわれる広場で軽食を食べる程度にしておくことにして、22時頃まで、部屋でゴロゴロすることにした。

■ パラッツォ・ミルト(Museo di Palazzo Mirto)
Palermo. Via Merlo 2

入館料は3ユーロです。(2008年1月現在)

→ 次は、大晦日の夜の部


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