Sicilia 2008

旅日記 6日目(2008/01/01)-06

... この後は、チェックインをするため一度ホテルへと戻った。
先程の係りの人がフロントにいたので、手続きを済ませ、鍵をもらって部屋に向かった。
フロントの先には、暖炉があって、ソファーなども置かれ、談話コーナーのようになっていて、なかなか趣きがあった。
そしてその先にレストランの入口と、客室へ上がるエレベーターがあった。

部屋番号は『20いくつか』だったので、小さな壊れそうなエレベーターに乗って、2階へ上がったのだけれど、その階にあったのは『30何号室』だった。

フロントの人が説明してくれたのかもしれないけど、二人とも全く聞いていなかった(聞き取れなかった?)のだ。
それなので、またエレベーターに戻って、1階(日本でいう2階、フロントのひとつ上の階)へ下がると、その階が『20何号室』だった。

私達の部屋は一番奥の部屋だった。
部屋はとても広かった。トリプル対応の部屋だったようで、ツインベッドの足元にソファーベッドも置いてあったのだけれど、それでもまだ広々としていた。
古い建物だけれど、部屋もバスルームも清潔だったし、クローゼットなどの家具は、最近入れ替えたのかピカピカだったし、エアコンもちゃんと効いていて暖かかった。
このホテルは、この旅唯一の3つ星ホテルだったので、覚悟していたのだけれど、充分満足出来る部屋だった。

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部屋は中庭に面していたけれど、向かい側の建物のほうが低くなっていたので、壁しか見えないということはなく圧迫感はなかった。…といっても、窓から景色を見たのって、この時と翌朝、天気を確認しようと思った時くらいだけれど。

一通り部屋のチェックを終えたので、洗面道具など余分な荷物をカバンから出し、また散歩に出かけることにした。
さっき、ちょっと歩いただけでも、猛烈に寒かったので、明日着る予定だったおニューのババシャツを、今日のババシャツの上に着込み、念のため持ってきておいたカイロを貼って、完全防備で出発した。

私達の部屋と同じ階の部屋は、掃除の真っ最中で、扉が開け放したままだったので、覗きながらエレベーターに向かったのだけれど、部屋の内装や形がそれぞれ違っていたのだけれど、どの部屋もステキだった。

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部屋からの眺め

ルーフバルコニーからの眺め

エレベーターの手前には、屋上への出入り口があったので、外に出てみたら、そこは、私達の部屋のちょうど向かい側の建物の屋上で、エリチェの下に広がるトラパーニの街並みまで見渡すことができた。

→ 次は、エリチェをぐるぐる


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