Sicilia 2008

旅日記 6日目(2008/01/01)-10

... この後は、鐘楼の前に建っている教会を見学する。
この教会は、マトリーチェ教会という名前で、14世紀初めの建造なのだそうだ。先程貰ったエリチェの地図には、『REAL DUOMO』と記されている。
15世紀に付け加えられたというファサードの柱廊が印象的だった。
派手ではないけれど、小さな薔薇窓もある。
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内部は、白を基調としていて明るい印象だった。
ファサードとは全く異なったイメージなのだけれど、内部は、19世紀にネオゴシックで再建されたものなのだそうだ。

この後は、順路に沿って、ヴィットリオ・エマヌエーレ通りを歩いて行くことにしたのだけれど、ちょうど自分達が泊まるホテルの前を通るので、ホテルのトイレに寄っていくことにした。
小さなホテルなので、私は部屋のトイレに行くことにした。

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マトリーチェ教会内部

夫はトイレには行かないというので、フロントの前にある暖炉の前のソファーで待っていてくれたのだけれど、暖炉の前があまりに心地よかったそうで、私がトイレから戻ってきた時には、ソファーで舟をこいでいた。
夫が「極楽だよー」と薦めるので、私も、しばらくの間、暖炉の前に座って、貰った地図を研究してみることにした。
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お昼ごはんのお店を探しながら街中を歩いている時には気がつかなかったのだけれど、街中の主だった教会の前には、右のような看板が出ている。
この地図と同じものが、先程チケットと一緒に貰った紙にも載っていて、教会の写真もあるので分りやすかった。

教会の詳しい説明はイタリア語でのみ書かれているので私達には読めなかったけれど、教会の見学の可否や、見学できる教会のオープン時間なども載っていて便利だった。
(入場券を購入した教会に関しては、英語で書かれた詳しい説明書がもらえる。)
街全体で、古い建物を大事にしながら、観光名所としてやっていこうという姿勢が好印象だった。

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エリチェには、たくさんの教会があるけれど、信者さんしか入れない教会もあるし、一般の人が見学できる教会でも、順番に閉めて改修工事をしているそうなので、見学可能な教会は限られているようだった。

ホテルから出て、また地図の順路通り街中を歩いてみることにした。

→ 次は、サン・ジュリアーノ教会


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