Sicilia 2008旅日記 6日目(2008/01/01)-12 |
... | エリチェの街は、通りを跨いで設置するようなクリスマス飾りがなかった。お店が独自に設置している飾りがいくつかあったくらいで、通り全てに点けられいるものはなく、それぞれのお店が、玄関を囲うように設置したクリスマス飾りの小さな豆電球の明かりがキラキラと輝いているくらいだった。 でも、細くて曲がりくねった路地なので、小さなクリスマス飾りの明かりでも充分華やかに見えた。 夜になり、街を下って行く人が多くなってきた。 |
1泊するからこそ、味わえる魅力もある街だと思う。
ただ、エリチェは霧の街と呼ばれているそうなのだけれど、この日はお昼過ぎから、どんどん『完璧な晴れ』になっていってしまったからか、霧は全く出ていなかった。 歩いて、ぐるぐる廻っていたのだけれど、裏通りは人通りが少ないだけでなく、街灯も少なく、治安は全く悪くないので怖くはなかったけれど、面白くはないので、目抜き通りばかりをぐるぐると歩いた。
お店の中のショウケースには、色々な種類のお菓子が並んでいた。
そうやって動揺してしまったせいか、甘いお菓子を2個ずつ選んだのだけれど、全てがイメージしていたのと違う味だった。 このお店は、奥に小さなテーブルが2つ置いてあって、座って食べることができるのだけれど、コーヒーなどは置いていなくて、飲み物は、お店の奥にある冷蔵庫にある缶ジュースしかないということだったので、レモンティーを選んだのだけれど、これもまた甘すぎだった。
奥の椅子に座って食べていたのは、私達と、先程の甘党おじさん5人組だけだったけれど、持ち帰る人や、そのまま立って食べる人も多く、常に混んでいるお店だった。 その雑誌の切り抜きをみたら、先程、試食(?)を薦めてくれたおじいさんの奥さんの名前が店名だったので、おじいさんが作っているのではなく、奥さんが作ったお菓子だったようだ。 この後は、また一度ホテルに戻って休憩することにした。 |