Sicilia 2008

旅日記 7日目(2008/01/02)-11

... 駅からホテルへ向かいながら、駅周辺を散策してみることにし、駅を出て少し左へ進んだ所にあるマクエダ通りを歩いて行くことにした。
この道は、クアットロ・カンティへと続いている道なので、見慣れたイルミネーションが目印になり、間違える心配がない。

ちょうど夕暮れ時で、イルミネーションに明かりが灯さ

れ初めていて、真っ暗な中のイルミネーションとは、また一味違った美しさだった。

この通りを歩いている時に、パレルモ初の中華料理屋さんを発見した。
今日は、どうやら中華づいているようだ。
お昼に、クスクスのために中華をグッと我慢したので、今日の夕飯はきっとここになるんだろうなーと思いつつ、今は場所を記憶にとどめるだけにして、散策を続けた。

しばらくマクエダ通りを進み、左に入り、『内部が豪華絢爛』とガイドブックに書かれているジェズ教会へと向かった。
この教会は、ガイドブックにファサードの写真も地図も載っていたので、間違いようがないはずなのに、なかなかたどり着かなかった。
ジェズ教会の近くにあるというバッラロ広場には出ることができ、その周りにはいくつか教会風のドーム屋根があったので、地図とは方向が違うけど、実はあれがジェズ教会なんじゃないの?と向かうと、明らかにファサードが違っている…というのを何度か繰り返しているうちに、完全に方向が分らなくなってしまった。

...

バッラロ広場周辺には
教会がたくさんある

さすがに暗くなってしまっては困る、と、夫がバッラロ広場の近くのお店に入って、中で道を尋ねてみると、やはり最初に向かった方向で間違いがないようだった。
私は、もう、どこが駅でどこがホテルなのかという位置関係が完全に分らなくなっていたのだけれど、夫は自信満々でお店の人が教えてくれた方向へと進み始めた。

→ 次も、もう少しぐるぐる


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