Sicilia 2008

旅日記 7日目(2008/01/02)-14

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少し部屋で休憩をした後、夕食を食べに出かけることにした。
この日は2度も中華料理屋を発見してしまったこともあり、脳が中華を欲し出してしまっていたし、チェックイン前の散策中、他に是非入ってみたい!と思うようなお店もなかったので、駅の近くに発見した中華料理屋へ向かうことにした。
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お店に入ると、中華系の人が迎えてくれ、奥のフロアへと通された。
ほとんど中華料理屋さんを発見できないシチリア。希少価値のある中華料理店なので大混雑だったりして、という予想は外れ、一番客だった。

上の写真はカメラの調子が悪い訳ではなく、店内のライトが何故か虫除けのライトのように青色だったのだ。 これって、食べ物が不味く見えるのではないか…と心配になった。
微妙なテイストのテーブルセッティングなどからも、なんとな〜く、失敗したかな?という雰囲気が漂ってきていたのだけれど、空いているのは、まだ19時を過ぎたばかりだったので、こちらの夕食の時間にはまだちょっと早いから、この後混むのかも…と思いなおした。

とりあえず、旅行中の中華の必須料理、スープを2皿と、炒飯、春巻き、野菜炒めなど定番料理を頼み、飲み物はビールとお茶を注文した。

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最初に運ばれてきた飲み物を飲んでいる間、もう一度メニューを見ていると、麻婆豆腐が載っているのを発見した。
ヨーロッパの中華料理屋さんで麻婆豆腐を頼んだことはなかったのだけれど、せっかくなので、思い切って追加注文してみることにした。

で、結果。
野菜炒めとコーンスープは、ヨーロッパで食べる中華という普通の味だったのだけれど、追加注文した麻婆豆腐は、私達がイメージする麻婆豆腐ではなく、全く別の料理だった。
正直言って、不味かった。
こうなってくると、青いライトのせいもあって、どんどん食欲がなくなってくる。
せっかく、中華発見!と思って、喜び勇んで来たのだけれど、いっぱい残してしまい、満足できないまま食事を終えた。

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このお店、、シチリアの人の好みの味付けなのかもしれないし、麻婆豆腐を除けば、ヨーロッパにある中華料理店の平均的なレベルだったのかもしれない。(でも、全体的に味に深みがなかったけれど。)
もしかしたら中華系の人だったけれど、中国では暮らしたことのない人達なのかもしれない。
お店の人達はみな感じのいい人達だったのだけれど、最後まで混むことはなかった。

この後は、後口が悪かったので、ホテルの近くのカフェに寄って、甘いお菓子を買ってホテルへ戻った。
部屋でジュースを飲みながら、お菓子を食べ、この日も早々に就寝した。

→ 次は、8日目


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