TOP行程表

France+Spain 2009

旅日記 3日目(2008/12/28)-04

この2年前にバスク地方を初めて訪れサン・セバスティアンのバルを初体験したのだけれど、その料理と活気あふれる雰囲気が素晴らしく本当に幸せな気分になったので、今回この旅を計画する際にはサン・セバスティアンを再訪しバル巡りをするというのが計画の柱となっていた。

とはいえ貧乏性なので、せっかくスペインまで行くのだから初めての町も行きたいと計画を進めていくうちに、サン・セバスティアンは1泊だけ、バル巡りもこの夜の1回だけとなってしまっていた。

ということで気合を入れてバル巡りに出掛ける。
前回はサン・セバスティアンに2泊したのだけれど半日は他の町に観光に出掛けたこともあり、旧市街にある3軒のバルしか行っていなかった。
今回は夫の下調べも完璧(のはず)で、新市街にも良いバルがあるらしいので1軒目は新市街に行ってみることにした。

新市街はウルメア川の対岸になります
ウルメア川に架かる橋を渡った所から
ライトアップされた宿泊するホテルがよく見えました
.
クルサール国際会議場の前を通ります
4回この地を訪問しても
まだ内部を見学したことがないんです…

1軒目はクルサールから少し歩いたグロス地区というとろにある老舗のバルで、このバルが「爪楊枝で複数の食材を刺した」ピンチョス発祥の店なのだそう。

1軒目はピンチョス発祥の店
.
カウンターには美味しそうなピンチョスが並んでいます
ほとんどのピンチョスに
爪楊枝は刺さっていませんでした
.
1軒目から飛ばし過ぎないようにと思っていたのに
なかなかのボリュームです
ちょっと地味な見た目のものばかりですが…

飲み物はグラスの白ワイン

温めなおさず、そのまま食べるピンチョスだけを選んでいたけれど、どれもしっかりとした味で美味しかった。

1軒目ではこれだけにして、2軒目に移動する。
2軒目以降は旧市街に移動する。

2軒目はこのバル
ここは多分前回も来たと思う
.
このバルの名物料理のエビ
温めなおして出してくれます
.
チャングロ、カニです
これも温めて出してくれます
.
もう1品はポルチーニ
こちらも温めて出してくれます
飲み物はもう空になっているけれどチャコリにしました

2軒目のお店はここで切り上げて次に移動する。

3軒目はここ
カウンターにピンチョスは全く並んでいなくて
全てメニューからの注文式です
.
このお店の名物料理です
.
これはなんだったかな…
クロケッタを頼んだとメモ帳に書いてあるのだけれど
これはクロケッタには見えないので
もう1品違うものを頼んでいたのかな?
それともアレンジ・クロケッタかな?

飲み物の写真はないけれどシードラを飲みました

この辺でまぁまぁお腹一杯になってしまったのだけれど、最後にもう1軒行ってみることにした。

4軒目はこのバル
こちらもメニューからの注文式のお店です
.
チーズのリゾット
.
フォアグラ
リンゴのソースとよく合い美味しかったです

飲み物はまたしても写真がありません
チャコリだったかシードラだったか…

ここで私達の胃も限界。バル巡りを終了する。
今回まわったバルもみな人気店で活気があり、お客さんがみんな楽しそうにおしゃべりしながら食べていて、そんな中で美味しいものを食べることができたし、なにより安価だし、とても幸せな気分になった。

今回のバルはいわゆる「爪楊枝の長さで値段が違うピンチョス」ではないものが多く、たった2年だけれどサン・セバスティアンのバルの変化を感じた。(単に、前回はそういうお店に行かなかっただけかもしれないけれど。)

4軒目(3軒目だったかも)のバルでは、店員さんが「オバマさんTシャツ」を着ていて、それもまたこの時代の象徴といった感じで良い思い出になった。

帰り道
ここで会ってはいけない人に会ってしまった
クオリティが低いから問題なしかな

ホテルに戻る途中、やはりデザートは別腹だよねということで何か甘いものを食べて帰ることにした。
ホテルの近くに、ちょうどよいケーキ屋さんがあったのでそこに入った。

ショーケースには
ちょうどよいサイズのマフィンやケーキ
.
選んだのはこれら2つ
さすがに小さいものを選びました
コーヒーのケーキと手前はチョコレート
(昼からチョコレートを欲し続けていたので)

甘いもので〆て大満足。
この後はホテルに戻る。

ホテルに戻ります
煌々とライトアップされています

明日の朝にはもう次の町へ移動する。
サン・セバスティアン滞在時間は本当に短かったけれど、効率よくバルを廻れて大満足だった。

→ 次は、4日目

<<旅日記3日目-03 □ TOP □ 旅日記4日目-01>>