France+Spain 2009旅日記 7日目(2009/01/01)-017日目、元旦。 目覚めた時には思いっきり二日酔いだったけれど(前日のお昼のサングリアにやられました…)、何か食べたほうがしゃっきりするかと思い、ホテルの朝食会場へ向かった。通常の朝食ブッフェ会場は、昨晩のカウントダウンパーティーの会場だったようで、片付けが終わっていないということで違う会場での朝食だった。(二日酔いだったこともあり写真を完全に失念。)
元日のマドリッドはほとんどの観光名所が閉まっているので、どうやって過ごすか迷ったのだけれど、町中を散策するだけでも楽しめそうな近郊の町トレドへ行ってみることにした。 お昼前にホテルを出てタクシーでアトーチャ駅へ向かった。
アトーチャ駅で高速鉄道のチケットを買おうとしたのだけれど、行きは1時間半後のチケットしかなくて、帰りは21時半のチケットしかないということだった。 トレドにはバスでも行くことが出来るのだけれど、バスだと1時間近くかかり鉄道の倍の時間がかかるとのことだった。 高速鉄道で行くとして、行きはともかく帰りの21時半まで、寒い冬のしかも元日というハンデ付きの中で時間をつぶせるのだろうか?とは思ったのだけれど、列車で行くことにさせてもらって、再度チケット購入の列に並んだ。
順番がきたので、先程教えてもらった時刻のチケットを買おうと思ったら、ほんの数分の間に帰りのチケットが全て売り切れてしまっていた。
2年前の元日にバルセロナにいたことがあり、その際は近郊のモンセラットという町に行ったのだけれど、その日のモンセラットはバルセロナに滞在中の観光客みんなが来ているのでは?という混雑だったけれど、元日のマドリッドにいる観光客はみなトレドに行くのだろうか?
鉄道で行く線は消えてしまったので、諦めてマドリッドでゴロゴロ過ごすという案もあったのだけれど、それはさすがにもったいないので頑張ってバスで行くことにした。
それなのでガイドブックにトレド行きのバスが出ていると書かれていたバスターミナルにタクシーで移動したのだけれど、何故かそのターミナルからはトレド行きのバスが出ていなかった。
なんだか上手くいかなくてトレドには縁がないのかな?といった感じなのだけれど、ここまできたらもう諦める気にもならないので(二日酔いも吹き飛んできました)、地下鉄で2駅移動してバスターミナルに向かった。
このターミナルからは50分弱でトレドに到着した。 道も悪くなかったのでバスに酔うこともなかったし、トレドの町中までも鉄道駅よりはバスターミナルからのほうが近いようだったので、結果的にはバスで来て良かったのかもしれない。(スペインはバスのほうが便利ということが多いですよね。分かってはいるのだけれど、やはりバスには苦手意識があって…。)
バスターミナルからトレドの旧市街へ歩いて向かった。 3方向をタホ川に囲まれたトレドの旧市街は、世界遺産に登録されている。
この日はホテルを出たのが遅かったしその後もモタモタしてしまったので、トレドに着いた時点で15時を過ぎていた。 ガイドブックにも載っているレストランが元日のこの時間でもオープンしているようだったので、そこに向かう。 |