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France+Spain 2009

旅日記 8日目(2009/01/02)-02

ソフィア王妃芸術センターは、20世紀以降の近現代美術を中心に展示している美術館で、ピカソのゲルニカを常設展示している。

今回は時間がなかったのだけれど、ゲルニカだけでも見てみたいと思い入場待ちの列に並ぶことにした。

ソフィア王妃芸術センター
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美術館前の広場
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もう少しで入場できます
30分くらい並びました

時間がほとんどなくなってしまったので、本当にゲルニカを見るためだけに入場した感じになってしまったけれど、それでも納得出来る迫力で大満足だった。
他にも見るべき作品はたくさんあると思うけれど、今回はこれで見学を終える。

ソフィア王妃芸術センターの建物は18世紀に建てられた病院を改装したもので、そこに隣接してジャン・ヌーヴェルが設計した新館がある。
新館は2005年に出来ていたようなのだけれど、この時の夫は下調べが不十分で「ここにジャン・ヌーヴェルが設計した何かがある」というざっくりした情報しか得ていなかった。

新館はこの建物の裏手にあるのだけれど、中に入ってからもゲルニカに直行したこともあって新館の存在に気付かず、この建物内の一部を改築したのかな?とか、このエレベーターシャフトかな?なんて感じで発見しないまま帰ってきてしまった。(この3年後に無事新館の存在を知り見学できました。)

その時(2011年末)の写真↓
夜だったので…と言い訳
ちゃんとした写真がありませんでした
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これも2011年末

これでマドリッド観光を終わりにして最後の昼食にするため、夫が調べて来てあったバルへ向かった。

ピンチョスやタパスを数品頂きました

このお店の近くにもう1軒調べてきてあるバルがあるということだったので、ハシゴをすることにした。

2軒目で食べたピンチョス
チップスと一緒に盛り付けてくれました
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2軒のバルともに、美味しいお店で満足出来る昼食になった。
食後は歩いてホテルに戻った。

ホテルの前の道

ホテルに戻り荷造りをした。
レイトチェックアウトさせてもらえたので、最後まで貴重品を持たずに観光できたので本当に良かった。

チェックアウトをしてタクシーで空港へ向かった。

無事空港に到着

この後はマドリッドからルフトハンザでフランクフルトへ行き、ANAに乗り継いで日本へ帰る。
フランクフルトでの乗り継ぎ時間は1時間10分くらいだった。

この日は全体的に飛行機が遅れているということだったので、乗り継ぎに間に合うか不安になっていたのだけれど、定刻より若干遅れる程度での搭乗となった。

これで大丈夫かな?と思ったのだけれど、搭乗してからも全く飛行機が離陸する気配がなかった。
これはかなりギリギリになってしまうなぁ…と思っていたら、管制の問題で滑走路が1つしか使えないので、離陸までまだ当分時間がかかるというアナウンスが入った。
ということで乗り継ぎはまず無理そうだった。

乗っている飛行機内には諦めムードが漂い、携帯電話で通話して良いというアナウンスは入るし、機内が暑くなってきたら扉を開けて外気を入れたりしていた。
あまりに長い時間だったから離陸前だけれど飲み物も配られた。

この2年程前のスペイン旅行の際は、行きの日本発の飛行機が雪で大幅に遅れて乗り継ぎが出来ず、当日にスペインへたどり着けなかったということがあったのだけれど、今回はどうやら予定の日には帰国出来ないようだ。

フランクフルトでの乗り継ぎ時間は1時間10分しかなかったのだけれど、数年前の私達なら乗り継ぎの飛行機が待っていてくれるかもという甘い期待を抱いてしまっていたと思うけれど、2年前に実際に待ってもらえなかった経験を積んで立派な大人に成長していたので(?)、今日はフランクフルトに1泊することになるんだな…と諦められるくらい長時間待たされていた。

結局搭乗してから、さらに2時間くらい経ってから離陸となった。

→ 次は、やっとフランクフルトへ向かいます

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