France+Spain 2009旅日記 8日目(2009/01/02)-02ソフィア王妃芸術センターは、20世紀以降の近現代美術を中心に展示している美術館で、ピカソのゲルニカを常設展示している。 今回は時間がなかったのだけれど、ゲルニカだけでも見てみたいと思い入場待ちの列に並ぶことにした。
時間がほとんどなくなってしまったので、本当にゲルニカを見るためだけに入場した感じになってしまったけれど、それでも納得出来る迫力で大満足だった。 ソフィア王妃芸術センターの建物は18世紀に建てられた病院を改装したもので、そこに隣接してジャン・ヌーヴェルが設計した新館がある。 新館はこの建物の裏手にあるのだけれど、中に入ってからもゲルニカに直行したこともあって新館の存在に気付かず、この建物内の一部を改築したのかな?とか、このエレベーターシャフトかな?なんて感じで発見しないまま帰ってきてしまった。(この3年後に無事新館の存在を知り見学できました。)
これでマドリッド観光を終わりにして最後の昼食にするため、夫が調べて来てあったバルへ向かった。
このお店の近くにもう1軒調べてきてあるバルがあるということだったので、ハシゴをすることにした。
2軒のバルともに、美味しいお店で満足出来る昼食になった。
ホテルに戻り荷造りをした。 チェックアウトをしてタクシーで空港へ向かった。
この後はマドリッドからルフトハンザでフランクフルトへ行き、ANAに乗り継いで日本へ帰る。 この日は全体的に飛行機が遅れているということだったので、乗り継ぎに間に合うか不安になっていたのだけれど、定刻より若干遅れる程度での搭乗となった。 これで大丈夫かな?と思ったのだけれど、搭乗してからも全く飛行機が離陸する気配がなかった。 乗っている飛行機内には諦めムードが漂い、携帯電話で通話して良いというアナウンスは入るし、機内が暑くなってきたら扉を開けて外気を入れたりしていた。 この2年程前のスペイン旅行の際は、行きの日本発の飛行機が雪で大幅に遅れて乗り継ぎが出来ず、当日にスペインへたどり着けなかったということがあったのだけれど、今回はどうやら予定の日には帰国出来ないようだ。 フランクフルトでの乗り継ぎ時間は1時間10分しかなかったのだけれど、数年前の私達なら乗り継ぎの飛行機が待っていてくれるかもという甘い期待を抱いてしまっていたと思うけれど、2年前に実際に待ってもらえなかった経験を積んで立派な大人に成長していたので(?)、今日はフランクフルトに1泊することになるんだな…と諦められるくらい長時間待たされていた。 結局搭乗してから、さらに2時間くらい経ってから離陸となった。 |