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Germany + France  2009

旅日記 4日目(2009/04/28)-03

市場から少し歩いた所にある44番のバス乗り場へ行き、来たバスの運転手さんにコルビュジエの建物へ行くか聞いたら反対方向だった。(この頃は何番のバスに乗るということは調べてあっても方向まで調べて来ていなかったので、かなりの高確率で反対方向のバス停で待っていました。)

反対方向のバス停は少し離れた場所にあるので次の停留所で降りて戻ったほうが近いからと言って1停留所分乗せてくれて、その途中「あの停留所から乗るんだよ」と丁寧に教えてくれた。

合っている方向のバス停(多分)

そうして向かったのはヴァイセンホフという地区。
1927年にドイツ工作連盟主催で住宅の展覧会が開催され、その一環でシュトゥットガルト郊外のヴァイセンホフという場所にミース、グロピウス、ブルーノ・タウト、コルビュジエといったドイツやその周辺国の建築家が設計した実験住宅が建てられた。
全体計画はミースが担当していてヴァイセンホフ・ジードルング(ヴァイセンホフ団地)と呼ばれている。

それらの建物のいくつかは現存していて、その中でもコルビュジエが設計した二世帯住宅は現在博物館として利用されている。

ヴァイセンホフ博物館
ル・コルビュジエ設計

傾斜地に建てられている

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この建物は二世帯住宅で、片方は博物館としてヴァイセンホフ・ジードルングについての展示が行われていて、もう一方はその当時のデザインを再現していて、ジャンヌレがデザインした家具などが置かれている。

ヴァイセンホフの住宅群の模型
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参加者の写真(一部分です)
顔写真もなく所在地(出身地?)不明の人もいます
そこまで大昔ではないけれど
そんなものなんでしょうかね?

展示が行われている部分を見た後は屋上へ出てみる。

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二世帯住宅の裏手にもう1棟
コルビュジエが設計した住宅が建っている
こちらは一世帯用の住宅

屋上を通って住宅として展示されている世帯へ入る。

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外回りも見学する。

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LC2風のコンクリートでできた椅子
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二世帯住宅の裏に建つ
コルビュジエ設計の一世帯用の住宅

この後は外観だけしか見学できないのだけれど、このヴァイセンホフ・ジードルングにあるミース・ファン・デル・ローエが設計した集合住宅を見に行く。

ミース・ファン・デル・ローエ設計の集合住宅
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ミースの建物の案内板
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プランが書かれています

この後も、他の建築家が設計した建物の外観を見学する。

敷地全体の案内板
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オランダの建築家 J.J.P.アウト設計
集合住宅(テラスハウス)
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オランダの建築家 マルト・スタム設計
集合住宅(テラスハウス)
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ドイツの建築家 ハンス・シャロウン設計の戸建て

コルビュジエの建物以外は外観だけだったけれど、一度にたくさんの近代建築かつ実験住宅を見ることが出来て興味深かった。

→ 次は、町中へ戻ります 

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