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Germany + France  2009

旅日記 9日目(2009/05/03)-01

9日目。
この日の夜の飛行機で帰国する。
ホテルで朝食をいただいた後、フロントへ寄ってチェックアウトの時間を確認すると12時だけれど少しくらいなら延長できますよと言ってもらえた。

それなのでどーんと「17時までは無理ですか?」と聞くと、「さすがに14時くらいまでだったら自分の判断で延長できるけれど、これは他の人に相談しないと決められないので確認してから部屋に電話して伝えるわ」ということだった。

部屋に戻って少しすると電話がかかってきて「グッドニュースですよ!」と言って17時まで追加料金なしでOKだと言ってもらえた。
17時なんてかなり図々しいお願いだったのに本当にすごいサービスだ。(たまたま予約に余裕があったからでしょうけど、そうだとしても普通はそんな時間まで延長してくれないと思う。本当にありがたい。)

そんな素晴らしいホテルの名はHotel Bassano
この日は朝食の写真を撮らなかったので
チェックインした時に撮った部屋の写真を

この頃の私は飛行機に対する苦手意識が異常に強く(乗り物酔いする上に怖い)、飛行機に乗る際はこれ以上ないくらいの「楽ちん服」で乗りたいけれど、その服は見た目かなり情けない格好なので、その服では観光したくないというのもあったし、出来れば出発前にシャワーも浴びたいなんて思っていた。
飛行機は別にしても貴重品を持って観光するのも怖いというのもあった。
今回はチェックアウトを17時まで延長してもらえたので、かなり気分的に楽に最終日を過ごせることになった。このホテルには本当に感謝だ。
(ちなみに、あれから10年経って私の飛行機に対する苦手意識も少しだけ改善してきて、相変わらず酔うし怖いけれど一回の旅行で7回も飛行機に乗るプランを許容できるくらいになりました。マイルでのビジネスクラス特典航空券というご馳走に目がくらんだ時に限りますが。)

ということで荷物をホテルの部屋に置いたまま、地下鉄で出掛ける。
カルネは使い切っていたので1回券を買って乗車した。

向かったのはジャン・ヌーヴェルが設計したアラブ世界研究所だ。

アラブ世界研究所
ジャン・ヌーヴェル設計/1987年

アラブ世界研究所ではアラブ諸国の情報発信や文化などの研究を行っている。
セーヌ川に面して建つ建物はジャン・ヌーヴェルが設計していて、博物館や図書館、展示場などが入っている。

この建物の南側のガラス窓にはアルミパネルが設置されている。
そのパネルはカメラの絞りのようなメカニズムになっていて、それが開閉することによって光を調整することができるのだ。

このデザインはイスラム建築の装飾から
イメージされていると言われてているようです
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建物内を見学する。

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内側から見るとその仕組みが分かるし
また一段と美しい
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まず最初に眺めが良いという屋上テラスに上がってみる。

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ノートルダム大聖堂が見えます
ちょっと遠いので拡大してみる↓
ファサードではなく裏側からの眺め
フライング・バットレスがよく見えます
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再び屋内に戻る。

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これで内部の見学を終える。

絞りの程度が均一でないのは
壊れているものがあるのかな?
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この後はブラブラと歩いて昼食のお店に向かう。

→ 次は、昼食 

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