TOP行程表

 Europe 2010

旅日記 7日目(2010/05/04)-01

7日目。この日はフランスのサン・テミリオンへ移動する。

まずはホテルで朝食を頂く。
ホットブッフェで品数も多くピンチョスなどもあった。

この日の朝食の写真が1枚もないので
この1年半くらい前に滞在した時の写真を…
.
朝食の印象は滞在の度に異なっていましたが
いつも品数は多かったです

朝食後はチェックアウトをして、タクシーでバスク鉄道のドノスティア アマラ(Donostia Amara)駅へ向かう。

駅前
.
アマラ駅

ここからメトロ・ドノスティアルデアという路線で終点のヘンダヤ(Hendaia)へ向かう。そこはもうフランスになる。

バスク語だとヘンダヤ(Hendaia)
フランス語ではアンダイエ (Hendaye)になります

この列車が少し遅れ45分ちょっとでヘンダヤに到着した。
ここでフランス国鉄に乗り換えるのだけれど、バスク鉄道の駅を出ると左手に見えているのがフランス国鉄の駅で、駅間は歩いて1分もかからないくらい。
それなので予定していた列車に乗ることが出来た。
フランス国鉄の駅はアンダイエ (Hendaye)の表記になる。

アンダイエ

ここからボルドーを経由してサン・テミリオンまで移動する。
ボルドーまではTGVに乗車するのだけれど、アンダイエは始発駅だからか当日でもチケットを購入することが出来た。

TGVの車内
.
長距離列車に乗ると思うと
ついついお菓子を買ってしまう哀しい性…

アンダイエ駅からボルドー・サン・ジャン駅までは2時間半弱。
ここでTGVから普通列車のTERへ乗り換える。

ボルドーは1年半くらい前の旅の際に観光しているので、今回は乗り換えるだけだった。
乗り換え時間がたっぷりあったので明日の乗車予定のTGVのチケットを購入した。

ボルドー・サン・ジャン駅

サン・テミリオンにはその名のついた国鉄駅があるけれど、この駅にはタクシーが常駐していなくて歩きだと20分程度かかるらしい。駅からタクシーで移動するのに便利なのはリブルヌ(Libourne)という駅なのだそう。
私たちもそのリブルヌ駅までTERで向かう。

時刻はお昼を過ぎていたので、ボルドー駅のポールでパンを買いTERの中で食べてこの日の昼食にした。
ボルドーから30分弱でリブルヌ駅に到着した。

見た目はあれですが美味しかったです

駅のホームに降りると車掌さんがホームにいて「サン・テミリオンは次の駅だよ」と心配してくれた。(切符はリブルヌまでしか買っていなかったけれど。)
荷物があるからタクシーで行くと伝えたら、うんうんと頷いていたけれど、20分くらいならスーツケースをひっぱって歩く人が多いのだろうか。

私たちは軟弱なので予定通りリブヌル駅からタクシーでホテルへ向かった。
料金は2010年当時で21ユーロくらいだった。

サン・テミリオンで泊まるのはローベルジュ・ドゥ・ラ・コマンドゥリーという2つ星ホテル。
立地がよく清潔だし、ホテルの人たちもみんな感じよくて、いいホテルだった。

部屋はかなり狭かったです
.
部屋からの眺め
この町のシンボルの鐘楼が見えてステキな眺めです

2つ星ホテルに泊まるのは初めてで少し心配だったのだけれど、エアコンもついているし、窓辺には循環式の暖房もついていた(し稼働していた)。
少し寒い日だったのだけれど、暖房がきちんと効いて部屋は暖かかった。

ホテルの部屋はカードキーではなく普通の鍵で、ホテルの入口、部屋の入口、部屋のクローゼットの3種類の鍵が渡され(部屋に金庫はありません)、外出時もそのすべての鍵を持って出掛けるというシステムだった。

この後は、さっそく観光に出掛ける。
この町の名前となっている聖エミリオンが住んだ庵などの観光名所はガイドツアーでの見学のみということだったので、まずは観光案内所へ向かう。

高低差のある美しい町です
.

観光案内所でガイドツアーについて聞くと、ちょうどよい時間に英語のツアーがなかったので、次のフランス語のツアーに参加することにした。
日本語で説明が書かれた紙があるのでそれを見るといいと渡されたのだけれど、A4で9ページ(文章のみ)もある立派な案内だった。

そのツアー開始までもまだ時間があったので、モノリス教会の鐘楼に上がってみることにした。
通常鐘楼は鍵が閉まっていて、インフォメーションで入場料を支払い身分証明書となるパスポートを預けて鍵を借り自分で鍵を開けて見学するということだった。

そこまで高い塔ではないので
上がるのはつらくありませんでした
.
しかし、とにかく寒かった
.
四角い塔は王の塔
13世紀に造られたもの
.
眺めはよかったけれど とにかく寒いし
他に誰もいない塔って どことなく怖くて
早々に降りてしまいました

インフォメーションで鍵を返しパスポートを受け取って、少しするとツアーの開始時刻となった。

→ 次は、ガイドツアー

<<旅日記6日目-02 □ TOP □ 旅日記7日目-02>>