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 Spain 2011

旅日記 6日目(2010/12/28)-03

アルカサルは13世紀の初めに造られ、その後歴代のカスティーリャ王たちが好んで住み、王たちによって増改築が繰り返されたのだそう。
その後、1862年の火災で大部分が焼けてしまったのだけれど、その20年後には再建修復工事が始まり現在の姿となっている。

アルカサル外観

さっそく内部を見学する。

各所にステンドグラスが
はめ込まれています
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お城の窓からの眺め
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天井の装飾も美しい
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絵画や調度品の他、武器などの展示もあります

日本語のリーフレットの他
私たちは借りませんでしたが
日本語のオーディオガイドもありました

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アルカサルの塔の上は展望スペースとなっているので上がってみることにした。(塔は別料金です。)

塔の上からのカテドラル方向の眺め
夕日に赤く染まって美しい
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中央に小さく見える教会は
テンプル騎士団によって13世紀に建てられたもの
12角形の珍しい形をしている

私が持っているガイドブックの写真もこのアングル
アルカサルの塔から見ただけで済ませているのかも

私たちももちろん、ここから見ただけで済ませます…

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カテドラルをアップで

この後は、歩いて旧市街の反対側へ水道橋を見に行く。

最後にもう一度アルカサル
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まずはマヨール広場を目指します
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マヨール広場ではライトアップが灯っていました
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もう暗くなってしまいましたが
ローマ水道橋に到着

セゴビア旧市街と水道橋として
世界遺産に登録されています

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少し離れた場所から見てみる

セゴビアのローマ水道橋は1世紀に造られたもので、全長約728メートル、最高高さは約28メートルの古代ローマ遺構。
接合部にモルタルを使わずに花崗岩の切石を積み上げ2層アーチになっている。
現在もその上部に水道管が敷かれ、水道橋としての役割を果たしているのだそう。

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この日の観光はここで切り上げ夕飯にする。

この日のお昼は、高速鉄道で配られた軽食のみだったので、何かしっかりしたものを食べようということになり、この辺りの名物だという子豚の丸焼きを食べてみることにした。

ローマ水道橋近くのクリスマスイルミネーション

夕飯に食べたいメニューは決まったけれど、スペインのレストランのディナータイム開始はかなり遅い。

この時点で7時前だったのだけれど、レストランはだいたい8時にならないとオープンしない。
寒くなってきてしまったので(セゴビアも標高が高い)、外を歩いて時間を潰すのは無理そうなので、バルに入って食前酒を飲みながら8時まで待つことにした。

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食前酒だけのつもりが、ついつい…
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時間になったのでレストランへ向かいます
その途中で見たイルミネーション

子豚の丸焼きを提供するレストランはセゴビアにたくさんあるようなのだけれど、子豚の丸焼きを含んだツーリストメニューがあるというレストランを選んだ。

メニューには、パン、白インゲン豆のスープ、子豚の丸焼き、デザート、ワイン(カラフェ)または水が含まれていた。

最初に白インゲン豆のスープ

子豚の丸焼きは2人前だと半身くらいだった。
前後に半分ではなく、鼻先からしっぽに向かって左右に半分に切った感じで、豚さんは横顔で前脚は1本という状態でお皿にのって運ばれてきた。(後ろ脚はなかったかもしれないので半身より少し小さかったのかも。)
なかなかシュールな絵面なので写真は自粛するけれど、テーブルに運ばれてきてから店員さんが数切れにカットしてくれた。

食後のデザート

コースに含まれていなかったので、コーヒーを追加で注文して、トータルで60ユーロくらい(2010年末時点)。
なかなかリーズナブルで名物料理を食べることができて満足だった。

この後は歩いてホテルへ戻った。

→ 次は、7日目

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