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 Spain 2011

旅日記 8日目(2010/12/30)-02

大学のすぐ近くにアルカラ・デ・エナーレスのパラドールが経営するレストランがあるというので、そこで昼食にすることにした。(大学の敷地内になるのかもしれない。)

レストランの予約をしていなかったのだけれど、たまたまタイミングが良かったのか、13時ちょっと過ぎに行ったのだけれど入ることが出来た。(私たちが食事をしている間に、ほぼ満席になっていた。)

このレストランではツーリスト向けのメニューがいくつかあったので、地元料理のコースを頼んでみることにした。

前菜とメインとデザートのコース
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前菜
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メイン
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デザート
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最後に運ばれてきた小菓子

なかなかしっかりとしたコースだったのだけれど、他にワインや水やコーヒーを追加して頼んでもそれ程高額にはならず満足できる昼食となった。

コース料理をゆっくりと時間をかけて食べたので、食事を終えた時には3時半くらいになっていた。
このまま大学に移動する。

アルカラ大学
サン・イルデフォンソ学院

サン・イルデフォンソ学院は、1499年に創設された旧大学。
その後、大学は1836年にマドリッドに移転し閉鎖されていたのだけれど、1977年にアルカラ大学として再開校している。

16時から始まるガイドツアーに参加して内部を見学する。
午後最初のツアーだったからか、大人数のツアーだった。

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町の大きな模型もありました
なかなか精巧です

このツアーの途中で雨がポツポツと落ちてきてしまった。
傘をさす程の雨ではなかったけれど、大学のツアーでこの町の見学を終えることにして、歩いて駅まで戻ることにした。

その途中で見かけた柵
防犯にはならなそうだけれど特注品でしょうかね
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よく見るとデザインは2種類で
向きを変えているだけなのかも
…なかなか面白い
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アルカラ・デ・エナーレス駅に到着
マドリッドに戻ります

アトーチャ駅まで近郊線で戻った。
近郊線の駅を出る際は改札があって切符が必要だった。

ここから歩いてソフィア王妃芸術センターへ向かったのだけれど、もう閉館時間が近く(12月30日だったからかな?)入館することはできなかった。

ソフィア王妃芸術センター
ジャン・ヌーヴェルが設計した新館
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図書室を外から見てみる
(この翌年もマドリッドへ行ったので
その際この美術館に再チャレンジして内部を見学しました)

この後は、アトーチャ駅に戻ってメトロに乗ってソル広場へ移動した。

まだそれ程お腹は空いていなかったけれど、軽い夕食をとるため、マヨール広場方面へ歩いて行く。

マヨール広場のクリスマスマーケット
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カラフルなイルミネーション
広場全体を覆っています

マヨール広場の近くにある、ある料理で有名なお店に入ってみたのだけれど、落ち着かない雰囲気だったので、名物料理は食べず、ティント・デ・ベラーノを1杯ずつとチーズだけ頼んですぐにお店を出てしまった。

マンチェゴ・チーズ
この量ですが完食しました

お腹がすいていなかったとはいえ、スペイン最後の食事でこれでは満足できなかったので、ホテルのほうへ戻って何か探してみることにした。

またメトロに乗ってホテル方面へと戻り、ホテルの先の路地に数軒あったバルの中でも特に賑わっている1つに入ってみることにした。

飲み物はまたしてもティント・デ・ベラーノ

このバルは、マドリッドでは少ないと思うのだけれど、飲み物を1杯頼むとタパが1皿ついてくるというタイプのバルだった。

上の写真のオリーブのマリネのようなものも、私たちが注文したのではなく、飲み物についているのだという説明で提供された料理だった。
こういうバルはこの時初めてだったので、お通しみたいなもので別料金なのかな?と思っていたら、2杯目以降の飲み物にも料理がついてきて、料理の料金は別途かかるのではなく飲み物の料金しかとらないのだということだった。
ティント・デ・ベラーノはこの当時1杯1.5ユーロだった。

お酒とともに出る料理、その2
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その3はパエジャでした

結局、飲み物は2人で3杯頼んだので料理も3皿。
オシャレなバルではないので、特に凝った料理ではないけれど、これでトータル4.5ユーロ(2010年末時点)。
日本でお酒1杯飲めるか飲めないかという値段でこの量なので大満足だった。(今回の旅ではこれがマドリッドでの最後の食事だったのだけれど、この翌年にマドリッドへ行った際もこのホテルに泊まったので、その時はこのバルに結構通いました。)

こうして、とても美味しいものを食べたという訳ではないけれど、最後のスペインでの食事は大満足となった。

明日の午後の飛行機でマドリッドを発つ。

→ 次は、9日目

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