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  Spain+Munich  2013

旅日記 3日目(2012/12/29)-03

ア・コルーニャの灯台を見学する。

このア・コルーニャ周辺には紀元前から人が住んでいて、古代ローマ時代にはローマ人によって港がつくられ、重要な港だったため灯台もつくられたのだそう。
この灯台は現存する唯一の古代ローマ時代に建てられた灯台ということで、世界遺産にも登録されている。
現在も灯台として機能していて、ヘラクレスの塔と呼ばれている。

チケット売り場はヘラクレスの塔のかなり手前にあって、カラー印刷の立派な日本語のリーフレットがもらえた。

この日は強風のため灯台上部の外には出られないということだったのだけれど、せっかくなので内部を見学してみる。

チケット売り場から緩やかな坂を上がって灯台に向かう。

ヘラクレスの塔
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チケット売り場から灯台までは
庭園として整備されていて
様々な彫刻が点在していました
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灯台は1〜2世紀に建てられた後に複数回の改築が行われ、18世紀になって行われた大規模な工事ではローマ時代の外観を現在みられる外壁で覆う改築が行われたのだそう。
リーフレットによると最上部の灯火室は1804年に設けられたもので、現在も20秒ごとに4回光が放たれていると書かれていた。

ヘラクレスの塔
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灯台からの眺め
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灯台の先も遊歩道のように整備されていて
大きな羅針図が描かれていました
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ヘラクレスの塔を見学した後は、もうひとつ博物館を見学する。
歩いても20分くらいだと思うのだけれど、ちょうど灯台のチケット売り場前でお客さんを降ろしたタクシーがいたのでそれに乗って博物館へ向かった。

ア・コルーニャ人間科学館

次に見学するのはア・コルーニャ人間科学館という人類の進化や人体について学べる博物館。
この建物は日本の建築家磯崎新さんが設計している。

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博物館内は空いていたけれど体験・体感型の展示も多くて楽しめた。

首から職員さんと同じIDカードを提げた
太古の人類さんたちと一緒に
写真が撮れます(銅像です)
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ア・コルーニャの観光はこれで切り上げてサンティアゴ・デ・コンポステーラへ戻る。半日ちょっとだけれど結構満喫出来た気がする。(建物中心だけれど。)

博物館の近くのバス停からバスでア・コルーニャの駅へ戻ろうと思ったのだけれど、ちょうどいい時間のバスがなかったので通りかったタクシーに乗って駅へ向かった。

帰りの列車もMDという全席座席指定の列車だったのだけれど、希望する時間の指定を取ることが出来た。

ア・コルーニャの駅

ア・コルーニャからサンティアゴ・デ・コンポステーラへはMDで35分くらいだった。

サンティアゴ・デ・コンポステーラ駅

この後は旧市街で軽く夕食をとってからホテルに戻ることにした。
駅からブラブラ歩いて旧市街へ向かう。

その途中にあったクリスマスツリー
暗くなる前はやや淋しい印象です
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18時を過ぎ
通りのイルミネーションが点灯しました
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まだ路面は濡れていますが
雨はやんでいます

この日はお昼ご飯の満足度がやや低かったので、夕食は間違いなく美味しいものが食べたいと思い、前日の夜に行ったバルを再訪してみることにした。

カニカマのサラダ
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ライスサラダ
両方ともパン・コン・トマテが添えられています

最初に頼んだこの2品しか写真を撮りませんでしたが
他にも数品温めてもらう料理などを頼みました

この日頼んだ料理もみな美味しくて大満足。
食後は歩いてホテルに戻った。

小さな広場のイルミネーション

この日は朝サンティアゴ・デ・コンポステーラで大雨に降られどうなることやらと思ったけれど、訪問したア・コルーニャは晴れていて、見学したかった建物も全部見ることが出来て良い一日になった。

→ 次は、4日目

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