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  Spain+Munich  2013

旅日記 4日目(2012/12/30)-02

この後は夫がネットで検索してでてきた写真を見て、実際に見てみようと思った建物を見学する。

事前に薄〜い情報しか得ていなくて本当に見るべき建物なのか自信がないし、何より外部しか見学できない気がすると言っていたのけれど、この日はボタフメイロの儀式を見た後は近郊の町へ行く予定だったのを変更してのんびりサンティアゴ・デ・コンポステーラで過ごすことにしていたので、町中散歩だと思えばいいので歩いて向かってみることにした。

歴史的な建造物やモニュメントではなく
2007年頃に建ったオフィスです
スペインの著作物関係の協会の建物のようです
オフィスなので(予想通り)外観のみ見学です
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ネットでは この右手の壁が
光っている写真がありましたが
この日はお休みだからなのか真っ暗でした
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この後はすぐ近くの建物をもう一つ見学する。

こちらは同じ公園内のすぐ近く建つ音楽学校
こちらも外観のみ見学
先程のオフィスと同じ建築家の設計です
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予想通りといえば予想通りなのだけれど、ふたつとも外観しか見学できなかった。
でもこれらの建物は大きな公園内にあったので、きれいな緑の中を歩くのは気分も良かったので、それ程ガッカリ感はなかった。
ただ雨上がりだったため足場が悪く、夫はズボンの膝の高さくらいにまで泥をはね上げてしまってそのことに落ち込んでいた。(私は注意深く歩いたので靴が汚れた程度で済みました。)

気を取り直して、この後はシザが設計した建物へ行ってみる。
サンティアゴ・デ・コンポステーラには初日に見学した美術館の他にもう一つシザが設計した建物があるのだ。
この公園に隣接してサンティアゴ・デ・コンポステーラ大学のキャンパスがあるのだけれど、その中のコミュニケーション科学学部棟がアルヴァロ・シザ設計なのだそう。

サンティアゴ・デ・コンポステーラ大学
コミュニケーション科学学部棟
Facultade de Ciencias da Comunicación
アルヴァロ・シザ設計

ここは大学なので中も見学出来るかと思っていたそうなのだけれど、冬休み期間中のようで入ることが出来なかった。

外観しか見学できませんでしたが この頃の夫は
まだそんなにシザのすごさを感じていなかったそうで
そんなにショックは受けていませんでした

3連続という事実にはへこんでいたけれど
近場でまとまっていたので傷は浅いと
自分で自分を慰めていました
(しかも我家的には案外よくあることなので)

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ポルトガルの建築関係の賞を受賞しているようです
シザはポルトガルの建築家です

この後は町の中心から少し離れた場所にあるガリシア文化都市というカルチャーセンターのようなものを見学しに行く。
こちらはピーター・アイゼンマンが設計している。

大学のキャンパス前の通りへ出るとちょうどタクシーが通りかかったので、それに乗って向かった。

ガリシア文化都市
ピーター・アイゼンマン設計
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小高い丘の上の広大な敷地に
その丘をイメージさせるような建築群が
建ち並んでいます

この時点で施設全体は完成していなくて
後に劇場などが建設される計画だったようですが
予算などの関係で中止(延期?)となっているようです

ガリシア文化都市とは展示ホールや図書館などが入った複合施設なのだけれど、ここも今日は休館日で入ることができないのでは?と心配になるくらい人がいなかった。
町外れにあるし、乗ってきたタクシーも帰ってしまったので休館だったら町中に戻るのに苦労するな…と心配したのだけれど、通常通り開館しているようだった。

地元で採れる石を使っているそうです
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他にも見学している人がいました…良かった
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敷地内にはこんな建物も
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これは建築家ジョン・ヘイダックが
サンティアゴ・デ・コンポステーラの
別の場所に計画したけれど
実現することがなかった建物で
彼の死後、アイゼンマンによって
記念碑的にこの場に建築されたのだそう
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この後は建物内部を見学する。

→ 次は、内部見学

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