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  Spain+Munich  2013

旅日記 6日目(2013/01/01)-01

6日目、元旦。
のんびりと支度をして10時くらいにホテルの朝食会場へ行ったら、朝食ブッフェに普段はないチュロスとホットチョコレートが用意されていた。

チュロスをホットチョコレートにひたして食べるのが
こちらの朝食の定番といいますが
油と甘味でかなりずっしりきますよね

朝食を頂いた後は、出掛ける前にホテルの共用スペースのような場所を見に行ってみた。

共用ラウンジのようなスペース

テーブルの上にはベレンが飾られていました
ベレンとはクリスマス飾りで
キリスト降誕の様子を再現したものです

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泊っている部屋のベッドの
ヘッドボードと同じテイストです

このスペースにはパソコンも1台置いてありました

共用スペースを見学した後はホテルを出てすぐ近くに建つ教会を見学した。
教会内を見学していたら(内部の写真がないので撮影不可だったのかミサ中だったのかも)、おじさんにこちらも見学するようにと案内されたので付いていくと、廊下に大規模なベレンが飾ってあった。

ホテルの近くの教会の大規模なベレン
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キリスト降誕の様子
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ベツレヘムの町並みも再現されています
ベツレヘムのことをスペイン語でベレンというため
スペインでは降誕のクリスマス飾りを
この名で呼ぶのだそう

近くの教会を見学した後は別の教会を見学しに行く。

ホテルの前の通りを少し進んだあと
ホテル方面を振り返ってみる

右手はこの日は営業していませんが市場です
その奥に見える塔は先程見学した教会のもの

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この建物は大学の図書館のようです
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図書館と棟続きの教会
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その先にあった門
Porta o Arco de Mazarelos

サンティアゴ・デ・コンポステーラに
唯一残る城壁の門なのだそう

この門の写真を撮っていたら、おじさんに声をかけられてこちらも見学するように言われ(この日2度目、もちろん先程とは違うおじさんです)、付いていくと通りの向こうに建つ修道院のエントランスのような場所に案内された。
おじさんは色々と説明してくれたのだけれど、残念ながらスペイン語だったのであまり良く分からなかった。
実物を見ることができた聖母子像とフレスコ画がとても古いものだということくらいしか分からなかったけれど、多分おじさんにとっては門よりもずっと価値があって観光客に紹介したいものだったのだろう。

聖母子像は多分16世紀のもの
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こちらの画は18世紀のもの
銘板には1744年とありました

おじさんの話はほぼスペイン語だったので正直あまり理解出来なかったのだけれど、一生懸命説明してくれるので、ここぞという箇所で感嘆の相槌を入れて聞いていると(夫はその間も全然違う箇所を見学していたけれど)、話が一段落したようだったのでお礼を言ってこの場を離れた。

この後は、当初の目的地であった教会へ向かう。

その途中 丘の上に2日前に見学した
ピーター・アイゼンマン設計の
ガリシア文化都市が見えました
すっごい存在感です

この通りを右に入った所に目的の教会があった。

サンタ・マリア・ラ・レアル・デ・サル教会
Colexiata de Santa María de Sar

この教会は12世紀にロマネスク様式で建てられた教会で、17世紀から18世紀になって建物が倒壊するのを防ぐために北側の側面にフライング・バットレスが加えられ、とても印象的な外観となっている。

教会内部
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内部の柱がやや傾斜しています
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小さいけれど美しい回廊もあり、その1辺を使って豪華なベレンが飾られていた。

回廊に飾られたベレン
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回廊の写真を
ちゃんと撮っていませんでした…

幕がかかっている所の内側に
ベレンが飾られています

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後から造られた
外部のフライング・バットレス
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訪れる人が増えてきました
ミサの時間が近いのかもしれません

教会を見学した後は、旧市街方面へ戻り高台にある公園へ行ってみる。

→ 次は、公園

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