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 Italy 2014

旅日記 3日目(2014/04/27)-01

3日目。ラヴェンナへ移動する。
ホテルで朝食をいただいた後、チェックアウトし、歩いて中央駅へと向かった。
スーツケースをゴロゴロ引っ張りながらでも比較的歩きやすい道だったので、10分くらいで駅に到着した。

ボローニャ中央駅近くのガッリエラ門

この日も自動券売機でチケットを購入し、刻印をした後ホームへと向かった。
前日の「ovest(西)」と付くホームではなく、数字のみ(2番線とか3番線とか…)のホームで、階段を上り降りしなければいけなかったのだけれど、ちょうど私たちの列車が来るホームにはエレベーターがついていた。(ひとつ先のホームには、まだエレベーターがなく、今まさにエレベーター設置工事を始めます…という様子だった。)

ボローニャ中央駅

9時ちょっと過ぎ発の列車に乗り、1時間20分くらいでラヴェンナ駅に到着した。
駅からホテルまでは結構近そうだったので、歩いてホテルへと向かった。
こちらも10分程度でホテルに到着した。

ホテルに着いたのは11時前で、まだ部屋の準備が出来ていないということだったので、スーツケースを預けて、地図などをもらって観光に出掛けるとにした。

まず最初はホテルの近くにあるサンタポリナーレ・ヌオーヴォ聖堂へ向かう。
ここで、モザイク画がある教会など5箇所を見ることが出来る共通券(11.5ユーロ)を購入した。

サンタポリナーレ・ヌオーヴォ聖堂
5世紀末〜6世紀に建てられた

前面の白いシンプルなポルティコは
16世紀に再建されたもの

円筒型の鐘塔には
開口部が1つ、2つ、3つに分かれた窓がついている

.
内部は三廊式バジリカプラン
身廊壁面は5〜6世紀のモザイク画で飾られている
天井は17世紀のもの
.
身廊壁面のモザイク画は3層になっている

最上部はキリストの奇跡と受難のパネル
中間は窓の間に設けられた男性像
下部は内陣に向かって右側が聖者の行列
左側が聖女の行列になっている

上の写真は聖女の行列側

この後は、この聖堂の近くにあるダンテの墓へ行く。

ダンテは1321年に
ラヴェンナで亡くなった
この墓は1780年から制作されたもの
.
ダンテの墓の近くにあった庭
修道院の一部でしょうか?

この後は、近くにあるサン・フランチェスコ教会を見学しようと思ったのだけれど、ちょうどミサが執り行われていたので、内部は後で見学することにし、教会前の広場に座って作戦会議をし、とりあえず、昼食をとりに行くことにした。

サン・フランチェスコ教会

昼食は、ホテルのフロントの人に紹介してもらったお店へ行くことにした。

ここでは名物のピアディナを食べようと思い、メニューに載っていたチーズのピアディナを頼もうとしたら、「ピアディナはお通しのパンのような感じで出すから、チーズが欲しかったらチーズだけを頼むことになる」と言われた。
その時点でチーズのピアディナというのものが、どういう形態のものなのか分かっていなかったので、別にチーズを注文してみることにした。
その他、サラダミスタ、ボロネーゼソースのパスタ、サルシッチャを注文した。
その際、店員さんが「Together?」と聞くので、全部二人で一緒に食べる(取り分けする)のか?という意味で聞かれたと思い「Yes」と答えておいた。

1番客だったので、店内をパチリ

その後、ワインと水は出てきたのだけれど、料理はお通しのピアディナですら出てこない。
どうしたんだろう?実は、まだ営業時間前でシェフが来てないのかな?なんて話していたら、やっとピアディナが運ばれてきて、そのあと、注文した料理が全部一緒に運ばれてきた。
「Together」は、「一皿を二人で一緒に」という意味ではなく「全皿を一緒に」という意味だったのだ。ま、考えてみたら、そちらのほうが自然な解釈かもしれない。

 
ピアディナとサラダ   ペコリーノチーズ
.
チーズのピアディナ替わりにチーズ単品を頼みましたが
しっかりとした塊りのチーズでした…
癖のあるチーズですが、ハチミツとよく合って美味しかったです
  ...  
 
タリアッテッレ   サルシッチャ
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この2品を後から出してもらえるかと思って注文しましたが
「Together?」「Yes」と答えているので、こちらのミスですね…

ということで、お料理はおいしかったのだけれど、微妙な敗北感を感じて昼食を終えた。
(今回の旅では、もう一度同じような敗北を味わうことになる。この地方の料理の出し方は独特な気がするのだけれど、それは私たちがイタリア語を話せないから?)

食後は、一旦ホテルに戻ることにした。
ラヴェンナのホテルは『Palazzo bezzi』という名のホテルで、比較的新しいホテルだったらしく、今風のシックで落ち着くインテリアだった。
このホテルもデラックスというカテゴリーで予約していたのだけれど、部屋も十分な広さがあるし、バスタブにはジャグジーもついていた。

簡単に荷物を片付けた後、午後の観光へと出掛けることにした。

このホテルについては、こちら

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