Switzerland 2015旅日記 2日目(2015/04/30)-02次は、旧市街の中心方面へと向かう。
ジュネーヴのサン・ピエール大聖堂は、12世紀から13世紀に建てられ、その後幾度も増改築が行われたのだそう。
この大聖堂には、もう一つの見所がある。 入口は大聖堂の中からではなく外にあり、正面の向かって右手端に地下に降りる階段がある。(上にあるファサードの写真の列柱横の建物です。)
この地下を見学した後は、ちょっと早いけれど昼食にすることにした。
広場周辺のレストランをいくつか見て歩いたのだけれど、結局、そこから少し歩いたところにあった「Le Consulat(Le petit basque)」というバスク料理のお店に入ってみることにした。
飲物は、スイスの白ワインをグラスで頼んだのだけれど、この旅で唯一のおいしいグラスの白ワインだったので、おかわりをして一人2杯ずつ飲んだ。 私達が食事をしている間も、旅行客だけでなくたくさんの地元の人らしきお客さんが入ってきて満席になっていた。スイスにしては安めのムニュがあるからかもしれないけれど、地元の人に人気があるお店のようだった。
食事中、夫から『ジュネーヴ観光を切り上げて、旧市街をブラブラ歩きつつホテルへ戻って、次のローザンヌへ移動するのはどう?』という提案があった。
夫は、ローザンヌで見たい建築が1つだけあったのだけれど、この日の朝、ホテルにいる時にネットでローザンヌの天気予報を調べたら、明日の天気予報は雨だったのだ。 当初、夕方くらいまではジュネーヴを観光する予定で、いくら見所の少ないジュネーヴでも、もう少し観光名所はあるのだけれど、特に惹かれるものがなかったので、夫の提案を受け入れることにした。
ということで、旧市街を歩いて、行きにバスを降りたベレール広場辺りに戻って、そこから10番バスに乗ろうとしたのだけれど、ベレール広場の停留所は路線ごとに結構離れた場所にあり、案内板の地図を見て歩いてみたのだけれど、10番のバスが停まる停留所にたどり着けなくて右往左往してしまった。
走っているバスや路面電車を追って歩いているうちに、やっと10番の空港行のバスの停留所にたどり着くことが出来た。
バスに乗って、ホテル最寄りのバス停で降車ボタンを押すことが出来るか心配だったけれど、少し手前に目印になるような教会があったので大丈夫だった。 バスを降り、ホテルのフロントに寄って預けてあった荷物を受け取った。 その上、空港に向かっている途中、どのエアラインを利用するか聞かれたので、飛行機ではなく鉄道なので…と答えたら、運転手さんがどこかに電話で確認して「特別だよ」と鉄道駅に回ってくれて、駅前で降ろしてくれた。
今回の旅の移動は、鉄道利用がほとんどなので、スイストラベルパスを購入していた。 ジュネーヴ空港にある鉄道駅の切符売場へ行き、日本で購入してあったパスのバリデートをしてもらった。バリデートの際はパスポートの提示が必要で、パスを利用する時もパスポートを携帯する必要があるらしい。
この窓口の人が、この後はどこに行くのか聞いてくれて、ローザンヌだと答えると、列車の時刻は分かる?と聞いてくれて、次の列車の発車時刻とホームを教えてくれて印刷した紙を手渡してくれた。
ジュネーヴ空港駅からローザンヌまでは40分ちょっとで到着した。 |