Switzerland 2015
旅日記 6日目(2015/05/04)-01
6日目。
この日は、朝から次の宿泊地ヴィンタートゥールへ移動する予定だったのだけれど、予定を変更して、後日行く予定だったザンクト・ガレンという町に寄って観光してから、宿泊地へ移動することにした。
何年か前の旅行で(スイス以外の国だったけれど)、駅にスーツケースを預けられるような場所がなくて苦労したことがあり、それ以降は、大きなスーツケースを持って移動している時に途中立ち寄りで観光をするような計画はたてないようにしていた。
でも、今回ここまで旅する間に利用したり、車窓から見たりした一定の規模以上の鉄道駅には、荷物預り所か大きなロッカーがあるようだったので、スイス鉄道のWebページで確認してみたら、目的地のザンクトガレン駅には手荷物預かり所があると書かれていたので、予定を変更することにしたのだ。(荷物預り所などについては今後変更になる可能性は高いので、必ず公式Webサイトで最新の情報を確認してください。小さな駅にはロッカーもないかもしれません。)
ということで、7時過ぎに朝食会場へ |
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この日のメニューも前日とほぼ同じでした
チーズは前日にはなかったフリル型チーズ(?)をチョイス こういう形に削れる機械があるんですね
お花のようにきれいに盛り付けてありました チーズの種類は不明です… |
8時ちょっと前にホテルをチェックアウトして歩いて駅へと向かった。
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寄ることにした町はSt.Gallen(ザンクト・ガレン)
クールから直通電車で行くことが出来ます 1時間20分くらいで到着します |
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車内には次の停車駅とその到着ホーム
列車だけでなくバスの乗り換え案内も表示されています |
ザンクト・ガレン駅の荷物預け場所は駅舎の一番端にあった。
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ザンクト・ガレン駅の荷物預り所 ここでは荷物を預けるだけではなく
空港へ荷物を送ったり
一部の飛行機のチェックインも出来るようだった |
荷物を預けた後は、歩いて旧市街へと向かう。
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ザンクト・ガレン駅前の郵便局 |
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駅から旧市街に向かう途中には
シュタットラウンジ(シティラウンジ)と呼ばれる 真っ赤なカーペットが敷き詰められた一帯がある |
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真っ赤な車はオブジェ その後ろは駐車中のホンモノ |
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↑駐輪スペース |
駐車スペース↓ |
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ベンチも噴水も真っ赤 |
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大きな植木鉢も真っ赤です 新しい市民の憩いの場だそうですが…
なかなか面白い空間でした |
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このラウンジを抜けると 落ち着いた古都といった雰囲気になります |
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この後は、ツーリストインフォメーションへ向かいます |
ザンクト・ガレンの旧市街に建つ建物には出窓が多く設けられているのだそう。
ヨーロッパには、そういった町が多いような気もするけれど、このザンクト・ガレンは13世紀頃から繊維業が盛んで、それで富を得た人たちが競うように建物に豪華な出窓を作っていったのだそう。
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絵が描かれた出窓 |
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二階建ての出窓 |
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木彫り装飾の出窓 |
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現代建築も出窓 |
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このような 木骨造りの建物も多くみられます この赤い木骨の建物
1階にWCと書かれていますね 公衆トイレなのでしょうか… |
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これはツーリストインフォメーション |
ツーリストインフォメーションで地図などをもらった後は、その近くに建つ大聖堂を見学する。
この大聖堂は、スイス・バロックの最高傑作と言われているのだそう。
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大聖堂ファサード 入口はこちらではなく 向かって右手側面にあります
それなので、このファサード写真は 内部見学後、帰り際に撮ったものです… |
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大聖堂内部 |
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遠近法を使った祭壇の装飾が美しい |
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天井フレスコ画は落ち着いた色合い |
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大聖堂を見学した後は、隣接して建っている修道院付属図書館を見学する。
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図書館の入口の案内 大聖堂の南側にあります |
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大聖堂と修道院の図書館に囲われた庭から 大聖堂の塔が見えます |
修道院付属図書館は18世紀に建造されたもの。
8世紀頃の希少な書物を含む10数万冊の蔵書の一部が、ロココ様式の装飾が美しい大広間に並べられている。本の背表紙も美しく圧巻の眺めだった。
一部の本はショーケースに入れられて、内容を見ることが出来る他、大きな地球儀なども置かれていた。(内部は撮影不可。)
図書館大広間の入口には、床の保護のために、靴の上から直接履くフェルトで出来たスリッパが置かれているので、中に入る際それを履くのだけれど、そのスリッパがフリーサイズでかなり大きめなため、歩いている最中スポ〜ンと抜けてしまいそうで怖く、スケートをするかのようにすり足で歩かなくてはならなかった。(係り員さんも、大体同じような歩き方だったので、それで正解なのかも。フェルトだからすり足しても床が削れるということはなく、ガンガン歩くより保護になるのかな。)
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修道院図書館の建物と大聖堂の間の庭は
球技が出来る運動場として整備されていました 突然現代的で不思議な感じだったけれど
19世紀以降、修道院としては使われていないのだそう |
図書館をじっくり見学した後は、係りの人に促されるままエレベーターに乗り、地下にあった展示もみた。(確か考古学か歴史系…見たのだけれど、何の展示だったかはっきり覚えていない。覚えているのは、私達以外見学者がいなかったことと、映像展示コーナーがあって、そこで座って休憩できたこと。あと、エレベーターを降りて左手にある展示室だけ見て帰ろうとしたら、係りの人にビックリされたということぐらい。←右手にも展示室があったんです…。あまりに驚かれたので、「テヘヘ」と苦笑いしながら、そちらの展示室にも行ったのだけれど、ほとんど興味のない展示だったので秒殺してしまった。)
この後は、もう少しだけこの周辺を歩いてみる。
→ 次も大聖堂周辺
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