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 Switzerland 2015

旅日記 6日目(2015/05/04)-03

5番のバスで向かったのはザンクト・ガレン大学。
この大学に隣接してHelvetiaという会社があり、そこにヘルツォーク&ド・ムーロンが設計した建物がある。
オフィスの建物は通常見学は出来ないのだけれど、ザンクト・ガレン大学の敷地内にほぼ同じデザインの建物が建っていて、そこは内部も見学出来るということだった。

↑こちらは、Helvetia
こちらはザンクト・ガレン大学
Central Institute Building↓
こちらの建物を見学
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階段室があるホール
色使いが明るくていいですね
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これはHelvetiaのビルです
この会社の敷地の外周をグルっと廻って
バス停方面へ戻りました

大学の見学を終え、ザンクト・ガレン観光も終わりとする。
バスでザンクト・ガレン駅に戻り、駅に預けてあった荷物を受け取り、列車に乗って本日の宿泊地、ヴィンタートゥールへ向かう。
ザンクト・ガレンからヴィンタートゥールまでは乗り換えなしで、45分くらいで到着する。

この日から帰国日まで4泊するのは、ヴィンタートゥールの駅前にあるHotel Wartmannという、ベストウエスタン系列のホテル。
観光名所の集まる町の中心地とは反対側なのだけれど、駅の目の前に建っていて、駅の出口から1分も歩かずホテルに到着する。

チェックインの手続きをしている際、フロントの人が申し訳なさそうに、「二人で泊まるんですよね?」と聞いてくるので、そりゃーそうでしょーいったい何を言っているんだろう?と思いつつ、「もちろん」と答えると、「あなたの予約は宿泊者が1人になっていたので、追加料金が必要だ」と説明された。
そんな間違いをするなんて信じられなくて、ちょっと驚いてしまったけれど、自分たちで印刷して持ってきた予約の記録を見てみたら、確かに「Total Occupants:1」と書かれている。
ホテルの公式Webサイトから予約をしたのだけれど、人数をちゃんと2人にしたのが途中で何かの操作ミスか手違いで変わってしまったのかもしれないし、そもそも人数を選択すらしなかったのかもしれない。(記憶が全く残っていない…。)
予約時もその後も、全く気が付かなかった。

フロントの人は、「リクエストに と書いてあったので、間違いかなぁとは思っていたんだけれど…」と申し訳なさそうに言ってくれていたのだけれど、確認書にしっかりと1人と書いてあるので、明らかに私達の確認不足だった。

すっごく安いホテルが見つかったと喜んでいたのはぬか喜びだったということなのだけれど、追加料金(といっても2人で泊まる場合の正しい料金)を払っても、まぁ安いほうだと思うし、満足できる滞在だったので良しとしよう。(って、自分達のミスなので当然ですね。)

4泊しましたが快適でした

このホテルについては、こちら

部屋で荷物を整理した後、ちょっとだけヴィンタートゥールの町を歩いてみることにした。

駅の地下道を通り抜けて、駅の反対側(表側)に出て、最初に観光案内所へ寄った。
応対してくれた男性が、どこから来たのか?と聞くので、日本と答えると、「日本語を話せる人がいるよ」と他のお客さんの対応が終わったばかりの女性を呼んでくれた。
その女性はお父さんが日本人だそうで、流暢ではないけれど日本語が話せる人で、英語と日本語を使って(さすがに主は英語)、丁寧にヴィンタートゥールについて案内してくれた。

そのあとは、町中を少しだけブラブラした後、ワインをグラスで軽く飲めそうなお店に入ってみることにした。

前菜の盛り合わせみたいなものありますか?
と聞いて頼んだものがこれ
ちょっと油っこい食べ物ばかりでした…

前菜の盛り合わせがイマイチだったので、料理の追加注文はせず、ワイン1杯ずつだけで出ることにした。
お店の内装は今風のオシャレな感じで、まぁまぁお客さんも入っていたのだけれど、オープンして間もないのか店員さんがみな不慣れな感じだったし、私は背を向けていて気が付かなかったのだけれど、夫がカウンター内で料理を作っている女の子たちを見ていると、長い髪の毛を触りながらぺちゃくちゃ店員さん同士でおしゃべりしながら作っていたらしい。
いくらなんでも髪の毛をいじりながら料理をするというのは、ちょっと…。(って、そんな彼女たちが作った前菜盛り合わせをほぼ完食しちゃったけれど。)

このお店を出た後、それ程お腹はすいていなかったのだけれど、ヴィンタートゥール最初の食事を微妙にハズしてしまい不完全燃焼だったので、私達の中で「どこの国で食べても、ある一定のクオリティがある」と信じているケバブ屋さんを探し、そこで簡単に食べて蓋をして帰ることにした。

しかし、他の大都市のように石を投げればケバブ屋にあたるという程ではなく(ちょっとお高そうなケバブ系のお店はあったのだけれど)、諦めて駅で何か買って帰ろう…思って駅の地下へ入ったら、目の前にちょうどケバブ屋さんがあった。
それなので、そこで1人前だけケバブを頼み、二人でシェアして食べて帰ることにした。

ケバブ屋さんは最近どの国にもありますね
困ったときは、いつもケバブです

ここではクレジットカードが使えなかった。
前回の反省から、ちゃんと注文前に確認したのだけれど、旅の後半戦だから、ま、いいかと残り少ない現金を使ってしまった。
残金は30フランちょっと。まぁなんとかなるでしょう。(←結果、なんとかなりました。ちなみに、スイスの10フラン札はル・コルビュジエの肖像画なので、我家では30フランのことは3コルと呼んでいました。で、結果3コルはそのまま余って再両替することとなりました。トホホ…)

食後は、駅構内のスーパーへ寄って、水を買ってホテルへ戻った。

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