Switzerland 2015
旅日記 8日目(2015/05/06)-02
トラムを降りたのはメッセ・バーゼルという、これもまたヘルツォーク&ド・ムーロンが設計した建物の前なのだけれど、そこを見学する前に昼食にすることにした。
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メッセ・バーゼル |
メッセと通りを挟んだ反対側には、いくつかの飲食店が並んでいて、みな通りにテーブルを並べていた。 そこを行ったり来たりしながら、外に出ているメニューを見て歩いたのだけれど、結局一番混んでいるお店に入ってみることにした。
外のテーブル席はほぼ満席だったのだけれど、車道に近い所に盗難防止でロープがかけられたままの席がいくつかあったので、そこに座っていいか聞いてみたら、「ちょっと待って!座らないで!」と言われたので、この席はダメなのかな?どこか別の席が空くまで待ってという意味かな?と思いながら待っていると、雑巾をもってきてくれて、椅子からテーブルまでザッと拭いてくれて「はい、どうぞ」となった。
夫は、「昨年のシーズン以降一度も使ってなくて、1年分の汚れが付いてましたというくらいの勢いで座るのを止めていたね」と笑っていたけれど、そこまで汚れている風には見えなかったし、実際それ程丁寧に拭いていた訳でもないので、あれは『毎日、拭いた椅子にしかお客さんを座らせない』という店員さんのポリシーだったのかもしれない。(でもすぐその後、別のお客さんが来て、その店員さんに聞く前に私達の隣の雑巾がけしていない席に座ってしまっていたけど。)
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18.5フランのランチのムニュを注文 サラダ、パスタか肉、デザートのコースです |
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メインはパスタと肉をそれぞれ選択 |
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パスタはカルボナーラ
人生でカルボナーラって あまり食べたことがなかったけれど (若干、食わず嫌い気味…)
このお店のものはしつこくなくて良かったです |
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これは「肉」、カツです…豚肉だったかなぁ… ハムとチーズを挟んであります
見た目はパッとしませんが、おいしかったです |
このお店の並びにはいくつか飲食店があったのだけれど、私達が選んだお店はずっと満席で、お隣のお店はずっとガラガラだった。
隣のお店の女性の店員さん(マダムかな?)が、私達が選んだお店の店員さんに「あなたのお店の看板が、うちの敷地にはみ出しているわよ!ひっこめなさいよ!!」風な文句を言っていたと、夫が観察して言っていたのだけれど、ほぼ同じような値段でほぼ同じようなランチをやっているのに、人気店とそうでないお店になってしまうと、お隣り同士でもギクシャクした関係になってしまうのかもしれない。(まぁ、場所柄、私達のような一見さんも多そうなので、次の日は人気店が逆転するのかもしれないけれど。)
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この日、そんな風に大人気店だったからか 私達が席についた頃にデザートを食べていた人たちは
ケーキが供されていましたが 品切れになってしまったらしく 私達の所に運ばれてきたデザートは クリームにフルーツソースをかけたものに 変更になっていました
急に考えたのかもしれないけれど 立派にデザートでした (と、店員さんがいい人だったので好意的です) |
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メッセを見ながらの昼食 ビールを2杯ずつ飲んで 計55フラン弱
満足できる昼食でした |
昼食後は、道路を渡ってメッセを見学する。(といっても外廻りのみ。)
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Messe Basel ヘルツォーク&ド・ムーロン設計 |
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敷地内を道路が通っていて 建物の1階部分にトラムの停留所がある
この両側にホールへの入口がある |
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この部分には丸くて大きな吹抜けがあります |
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メッセには入れなかったので、外だけ見た後、向かい側にあったホテルでトイレを借りた後、今度はトラムの15番に乗って、途中で11番に乗り換えて美術館へ行く。
ここからまたトラムの11番に乗って、町の中心方面へ戻る。 この11番のトラムでは「Bahnhof SBB/SNCF」の手前で、ヘルツォーク&ド・ムーロン設計の『シグナル・ボックス』を見ることが出来る。
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シグナル・ボックス ヘルツォーク&ド・ムーロン設計
今回は車窓から見ただけなので これは9年前に撮った写真です |
トラムを「Marktplatz」で降りた。 ここから歩いて大聖堂へ向かう。
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マルクト広場に面して建つ真っ赤な建物は市庁舎です |
→次は、大聖堂
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