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 Croatia 2017

旅日記 5日目(2017/05/02)-04

大聖堂を出て、宮殿の地下を歩いてみる。

ディオクレティアヌス宮殿の地下は、ローマ帝国が滅亡したのち、中世にはそのままの形で倉庫やワインやオリーブオイルの製造場所として使われていたのだけれど、その後はゴミ捨て場として長く使われゴミに埋もれてしまっていたため保存状態は良いのだそう。

現在、宮殿の地上部分は中世以降建物の増築が繰り返され、宮殿の頃の建物と新しい建物が混在していて、宮殿本来の姿はイメージしにくくなっているけれど、地下は宮殿の基礎部分なので、地下の形状によって宮殿の本来の形が分かるようになっている。

宮殿の地下にある海に抜ける通路には
現在 お土産物屋さんが立ち並んでいる

この通路から横に入る道は、有料で見学できるようになっている。
せっかくなので見学してみることにした。

基礎からみる宮殿のプラン

地下はまぁまぁの広さがあるのだけれど、特に展示があるという訳ではなく(少しだけ歴史を説明したパネルなどの展示はある)、在りし日のローマ帝国の宮殿を肌で感じましょうという空間になっている。

なかなか興味深くはあるのだけれど、見学している人は私たちの他にいなくて、地下だけに真っ暗で(一部は人感センサーで照明が点いたかも…)さっきの鐘楼よりずっとずっと怖かった。(鐘楼とは種類の違う怖さだけれど、一人だったら絶対に廻れなかったと思う。夫と二人だったけれど、怖いー怖すぎるーと言いながら廻っていました。…まぁ途中で出る程ではなく、ざっくりとはいえ全部廻ったのだけれど。)

歴史のパネル展示
ローマ時代の宮殿のイメージ鳥瞰図
まだ鐘楼はありません

本当に海の際にたっていたんですね

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暗くてシーンと静まり返っているので
ローマ帝国を感じて(?)
なんだかとにかく うっすらと怖かったです
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多分 中世のワインかオリーブオイル造りに使われた
道具っぽいものも展示されています
(と、怖くて駆け足だったので浅い情報…)
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地上部分の床が抜けている部分もあります
こういう場所は明るくて怖くなかったので
じっくり見学
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ネコがいました
真っ暗な中で遭遇したら 悲鳴をあげたかも…
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地下から先程の鐘楼も見えました
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宮殿の地下は、真っ暗な所は怖かったけれど 確かに在りし日の宮殿の姿がイメージできる雰囲気のある空間だった。

この後は、一杯飲んで何か軽くつまんで帰りたかったので、そのようなお店を探しながら、もう少し町中を歩いてみることにした。

海沿いの遊歩道
先程の鳥瞰図では、この部分は海でした

遊歩道に面してレストランがあり客引きの人がいたのだけれど、そこではなく路地に面したワインバーに入ってみることにした。

外のテーブルで食事をしたのだけれど
隣のお客さんが連れていた
このワンちゃんが
ずっと私の足元で寝ていて
かわいかったです
連れて帰りたかったくらい…
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あまりお腹は空いていなかったのだけれど
ブルーチーズとアスパラとドライトマトのブルスケッタ
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これはクロケッタみたいなもの

オシャレ系ワインバーだったけれど、お料理もなかなかしっかりとしたもので、グラスワインを2杯ずつ飲んで(+かわいいワンちゃんが足元で寝るオプション付き)、希望通りの食事となった。

この後は、もう少し町中を歩いてみる。

GWの旅行の際は暗くなる前に寝てしまうことが多く(漁師なみの早寝…)、その町の夜の風景を見ないで終わることが多いのだけれど、この日は珍しく夜更かしだったので(といってもまだ8時半頃…)、夜の風景を楽しんでからホテルに戻ることにした。

いつもの広場も
夜だと また違った雰囲気
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鐘楼もライトアップ
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ペリスティル広場
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前庭も見上げてみる
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鐘楼と大聖堂
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ネコ…ぶれちゃっているけれど
1匹は夕食前に宮殿の地下にいたネコかな?
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海沿いの遊歩道
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遊歩道ではイベントが開催されていました
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民族衣装で民族舞踊でしょうか?
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旧市街のはずれ
海から南北にぬけるマルモントヴァ通り
オシャレな商店が立ち並んでいて
床の石がツヤツヤ光っていて
昼も夜もキラキラした美しい通りです
(…が、いい写真が撮れていませんでした、残念)
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この通りを右に曲がるとホテルがある。
一日スプリットで過ごしたのだけれど、かなり充実していた(←私たち比)。

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