Italy+Switzerland 2018旅日記 3日目(2018/04/30)-013日目。この日は日帰りでコモへ行く。
食後、中央駅から鉄道でコモへ行く。
コモを訪れるのは今回が初めて。 コモ駅から町中へ向かう。
今回コモではジュゼッペ・テラーニが設計したカサ・デル・ファッショの屋内を見学したかった。 今まで、英語圏以外の国の施設に英語で問い合わせをしても返事が来なかったということが数回あったので、これはかなりハードルが高そうだった。
その後、夫が翻訳ソフトを使ってイタリア語での見学申し込み文の下書きをしているのを見て、これは絶望的だと確信した。
私は英語も苦手なので英語のメールを書く際も翻訳ソフトを使うのだけれど、そこで翻訳された英文を見ると明らかに変な文章になっていることが多々ある。
私達がまだ学生だったら何度か自力でチャレンジしたかもしれないけれど、ここはもう中年なんだから中年らしい手を使おうと、ある程度のお金は払うので現地の旅行会社に見学予約を頼んでみることにした。 これが上手くいって、コモにはこの日しか来られなかったのだけれど、その日の予約をとってもらうことができた。
ということで、半日ツアーのスタートはカサ・デル・ファッショの内部見学からなので建物の前でガイドさんと待ち合わせをしている。
建物の裏手は通行出来ないのでぐるりと廻って反対側へ出る。
正面に戻って少しするとガイドさんが来たので、挨拶を交わした後、さっそく一緒に建物内に入る…はずが建物内の受付の人に、ものすごい勢いで怒られて(怒ってはいなかったのかもしれないけれど…怒鳴って文句をいっている感じでした)、入ることが出来なそうな雰囲気だった。
しばらくの間、受付の人は怒鳴り続けていたけれど、ガイドさんが色々な種類の紙を見せて一生懸命説明して、受付の人もどこかに電話をかけて、やっと納得してくれたようだった。 私たちが見学している間、その受付の人は上階のどこかの部屋で身分証のコピーを取ったのか、何かを確認したのか、見学している途中でパスポートを返してくれた。(その際も笑顔だったので悪い人ではなかったみたい。) とりあえず、見学の予約だけ旅行会社に代行してもらって、見学は私たち二人だけでしようなんて思っていたら、絶対に入れなかったことだけは確かだ。
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