Italy+Switzerland  2018

旅日記 3日目（2018/04/30）-03

ガイドさんが最後に連れて行ってくれたのは、湖畔に建つコモの戦没者慰霊碑だった。ツアーの最後として良い立地にある。

コモの戦没者慰霊碑

ここで2時間超のツアーは終了。
料金を支払い（少しだけ上乗せしました）、記念に写真を撮って、ガイドさんとはここでお別れした。（ランチに誘うべきか迷っていたのだけれど、誘う前にガイドさんのほうから「この後は別の用事があるので、すぐ戻らないと」と言っていたので、このままお別れすることにしました。本当に用があった訳ではなく私たちの迷いを察しての気配りかもしれないけれど。ちなみにこのガイドさんはスイスの人でした。）

コモ湖

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このテラーニ・ツアーは、カサ・デル・ファッショの屋内見学の申し込みを代理でして欲しいと地元の旅行社に頼んだことがきっかけで参加することになったのだけれど、他のテラーニ建築も短時間で効率よく回ることが出来て本当に良かった。
観光案内所にテラーニ建築をまとめたリーフレットがあるそうなのだけれど、それを見ても方向音痴の私たちはもっとずっと時間がかかってしまったと思う。

ガイドさんは建物について説明しながら案内をしてくれていたのだけれど、元々詳しかったから今回私たちの担当になったのか、そういうツアーをすることになったから勉強してきてくれたのか分からないけれど、とてもよいガイドさんだった。

恐る恐る地元の旅行社へコンタクトをとったのだけれど、本当に上手くいったと思う…と自画自賛しながら湖畔を後にする。

ヴォルティアーノ神殿 博物館が入っています

この後は町中に戻ってランチにする。

この日のお昼は、ドゥオーモの近くで夫が調べてきてあったristorante socialeというお店に行く。

アスパラ バターとパルメザンチーズ

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温前菜の盛り合わせ

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取り分け途中の写真でちょっと汚いけれど… 4種のチーズのペンネ

美味しいお店で満足。
500mlのカラフェのワインを頼んだのだけれど、夫はグラスで1杯追加して飲んでいた。（建築見学の後はご機嫌でお酒がすすむのもいつもの風景。）

デザートは食べずにこのお店を出たのだけれど、やはり甘いものが我慢できず近くのジェラート屋さんに入った。

甘いものを摂取した後は、少しだけコモ観光をする。

まずはドゥオーモを見学する。

引きで写真が撮れず、塔の上まで入りません…

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コモも古代ローマ時代には町の周囲に城塞が築かれていたのだそう。
現在も一部に城壁が残っている。

これは12世紀につくられたポルタの塔

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町側には8つの窓が設けられている

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これは外観を見ただけ サン・フェデーレ教会

この後は、もう1つだけテラーニが設計した建物を見に行く。
それは幼稚園で、事前に申し込むと内部も見学が出来るようだったのだけれど、あいにくこの日はお休みで内部は見学できない。
それなので外観だけしか見ることが出来ないのだけれど、せっかくなので行ってみることにした。

観光案内所で行き方を教えてもうとバスで行くとよいということだった。
教えてもらった1番のバスで幼稚園に向かう。

ちょうど通りかかったので 再びカサ・デル・ファッショ 午後はファサードが順光です

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バスのチケットは車内で買えるということだったので運転手さんに聞くと、どういう理由か分からないけれど運賃の支払いなしで乗っていいと言われた。
おつりがなかったなどの理由だと思うけれど、やさしい運転手さんで良かった。（キオスクなどでチケットを買ってくるように言われて、下車しないといけなかったかもしれないので。）

運転手さんに教えてもらったバス停で下車し幼稚園に向かったのだけれど、途中で道がわからなくなってしまった。
ちょうど通りかかった犬を散歩させていた女性に尋ねると、イタリア語で説明してくれたのだけれど、私たちが理解できなかったので、散歩の延長ねと言って（←推測）幼稚園まで一緒に行ってくれた。

こうしてたどり着いたのは、ジュゼッペ・テラーニ設計のサンテリア幼稚園。

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幼稚園を見学した後は、バスに乗ってコモ駅に戻る。
今度のバスは車内でチケットを買うことが出来た。

コモ駅 列車でミラノに戻ります

 → 次は、ミラノ