Italy+Switzerland 2018
旅日記 5日目(2018/05/02)-01
5日目。 この日は次の町に移動するのだけれど、その前に近郊にある美術館を見学に行く。
スーツケースを持っていくような場所ではないので、ホテルに荷物を預け、見学後にまたホテルに戻ってくるという行程になっていた。
まずはホテルで朝食を頂く。
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コールドブッフェです 品数は多くありませんが1泊ですし十分です |
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かじっちゃった後ですが ポン菓子を固めたような見た目の物を食べました
ライスワッフルという名のもので 甘いのかと思いましたが無味でした
スイスのスーパーの食料品売り場で 数枚セットになっているものを見かけました (味付きも売っているようです) |
朝食をいただいた後、チェックアウトをして荷物を預け、駅へと向かった。
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ベリンツォーナ駅 |
今から向かうのは、ジョルニコという小さな町にある彫刻の家という美術館。 列車とバスを乗り継いで向かう。
ベリンツォーナのホテルに泊まるとティチーノ州内の公共交通機関に無料で乗ることが出来るチケットがもらえるので(スイスの多くの町でこの特典がある)、駅の窓口で確認すると列車、バスともにこのチケットで乗ることが出来るということだった。
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ティチーノ チケット |
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ベリンツォーナ駅 |
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車窓からの風景 |
ベリンツォーナから3駅目のボーディオ(Bodio TI )という駅で下車した。 20分弱だった。
駅を出て左手にあるバス停からバスに乗る。
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バス停から見たBodio TI駅 |
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バス停 |
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バスを少しの間待ちました 山から零れ落ちてきたような低い雲 |
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駅から2つめの「Giornico, Paese」というバス停で下車する。
これから向かう彫刻の家は、普段鍵がかかっていて係の人も常駐していない。
それなので、バス停の近くにあるカフェ(オステリア)で鍵を借りてから美術館へ行くのだ。
バスを降りて進行方向に進むと左手にそのお店がある。
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鍵を借りるお店 オステリア ジョルニコ 借りた美術館の鍵には リストランテ
ジョルニコと書かれていました美術館からの帰りに撮った写真なので
バス停からだと この左側から来ることになります |
お店に入るとすぐに店主の男性が「美術館?」と聞いてきてくれて、そうだと答えるとカウンター越しに手続きをしてくれた。
お店を出てからの道順を説明してくれて(イタリア語だったと思うけれど、なんとなく理解できた気がしてたのは…英単語交じりだったのか、気のせいだったのか…)、身分証明書としてパスポートを預け鍵を借りた。
さっそく美術館へ向かう。 歩いて10分くらいの距離らしい。
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バス通りから裏手に入ります |
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裏手に入ると川が流れていました |
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Museo La Congiunta ちゃんと案内板もありました |
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とても美しい町並みです |
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山に囲まれた谷底を流れる川沿いに広がる町 (美術館への道は
この町中は通りません…) |
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美術館が見えてきました |
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緑の中にポツンと建つコンクリートの建物です |
ジョルニコという町に建つ彫刻の家 Museo La Congiunta。 建築家のピーター・マークリ(メルクリ)によって、友人である彫刻家のハンス・ヨーゼフソンの作品を展示するためだけに設計された美術館。
日本では雑誌などに紹介されているので特に有名なようだ。
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彫刻の家 Museo La Congiunta
このカーブを描く道もまたよい |
鍵を借りて見に行く美術館というのは比較的珍しい運営方式だと思う。
美術館ではないけれど、スイスのクールにあるピーター・ズントーの「ローマ遺跡のためのシェルター」も同じように鍵を借りて見に行くというスタイルだった。
このような手順を踏まないと見学できないとなると、それが難しい手順でなくとも、どことなく特別感が出て3割増しくらい気分が盛り上がるものかもしれない。
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外壁の雨だれが… 敢えての納まりなのでしょうか… |
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建物の先や下にはぶどう畑 |
この後は美術館内部を見学する。
→ 次は、美術館内部
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