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 Budapest+Poland 2019

旅日記 3日目(2019/04/27)-02

地下鉄駅を出て大聖堂に向かう。

駅の出口近くにあったキャンディ屋さん
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広場の片隅にあったレリーフと鳩

広場を通り抜け少し歩くと大聖堂に到着した。(珍しく迷うことなく。国内外問わず地下鉄駅から出てくると現在地が把握出来ず、反対方向に歩いてしまうことが多々あるのだけれど。)

さっそく大聖堂内を見学する。
列に並んで入場すると、入口のところで入場料替わりに寄付をする箱が置いてあって、1ユーロもしくは200Ft(フォリント/ハンガリーの通貨)を入れるようになっていた。

私達は昨日到着して空港で現地通貨を引き出していたけれど、それは全てお札だったし、その後スーツケースを開けてもらった時のチップでお札を渡した時しか現金を使っていなかったので(前日のタクシー代も地下鉄の一日券もクレジットカードが使えたので)、コインは全く持っていなかった。

寄付箱の前にいたおじさんに「コインを全く持っていないんだけれど、両替って出来ますか」と聞くと、そのまま入っちゃっていいと言ってくれたので寄付をしないまま入ってしまった。

大聖堂内部
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大聖堂内はミサの真っ最中だったため、一部しか見学することが出来なかった。
そのため早々に見学を終えた。

大聖堂の外に出たけれど、この旅で最初に見学した教会が本当は寄付をして入らないといけないのにタダで入ってしまったというのは、なんとなく気持ちの良いものではない気がしてきた。
前日に乗った飛行機のシートのリモコンの故障とその後のスーツケースの鍵の故障とアクシデントが続いたこともあり、ここできちんと旅の無事を祈願したいというのもった。(このアクシデントがなければ、そこまで気にならずにラッキーだったなと思えたかもしれないけれど。)
それなので近くで何かを買ってコインでおつりをもらい、今度こそちゃんと寄付をして再度入場しようということになった。

どうせ再入場するなら、しっかり内部の見学をしたいので、コーヒーでも飲みながらミサが終わるのを待つことにした。

大聖堂の前は広場になっていて、広場に面してカフェもあったので、そこで飲み物を現金で買って、おつりはコインでもらえるようお願いして、無事200Ftコインを2枚手に入れることが出来た。

大聖堂から見た広場
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カフェの外の席で大聖堂を眺めながら休憩
コーヒーではなくホットチョコレートにしてみました

少しするとミサが終わったようで、正面の扉が開いて正装した人やマントを羽織った人達が出てきた。
通常のミサではなく何か特別なものだったようだ。

カフェの席から撮った写真なので
あまりよく見えませんが
旗を持った人や正装した男性が出てきました
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この後はパレードでもあるのかな?と思ったのだけれど、旗を掲げたり正装したりしている人達は教会の側面のほうに移動していったし、マントを羽織った人達の中には私達がいたカフェに来てコーヒーを飲んでいる人もいた。

この後また何かがあるのかもしれないけれど、とりあえずは教会正面の扉が閉まり落ち着いてきていたので、カフェを出て再入場することにした。(多くの教会と同じく、この大聖堂も通常は正面の扉ではなく、その両側にある小さな扉から出入りします。)

ブダペスト
聖イシュトヴァーン大聖堂

今度は各々200Ftコインを寄付箱に入れて入場することが出来た。
寄付箱にコインを入れると、コインが何かを伝ってジグザグに落ちていくようで「カーン、カーン、カーン」と心地よい音を奏でていた。
教会の鐘の音にも似ていて、ただチャリンと落ちるより幸せな気分になれる気がした。(本当に寄付して入ることができて良かった。)

ミサも終わっているので、内部をじっくり見学する。

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この大聖堂の名前はハンガリー王国初代国王のイシュトヴァーン1世にちなんだもので、イシュトヴァーン1世は1038年に亡くなり、後に聖人として列聖された。
ここには聖イシュトヴァーンの右手のミイラが聖遺物として保管されていて、大聖堂内の聖なる右手の礼拝堂に展示されている。

このガラスケース内に
聖イシュトヴァーンの右手が保管されている
…光が反射してしまっているけれど
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大聖堂でしっかり旅の安全を祈願した。

この後は昼食にする。

→ 次は、昼食

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