Budapest+Poland 2019
旅日記 5日目(2019/04/29)-02
クラクフの聖マリア教会は13世紀末から15世紀初めに建てられたもので、ポーランドを代表するゴシック建築なのだそう。
上部のデザインが異なる2つの塔が印象的な外観だ。
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聖マリア教会 |
教会内部を見学する。 教会内にはこの教会や祭壇について日本語で説明された紙がおいてあった。
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教会内部 主祭壇は残念ながら修復工事中 |
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修復工事の囲いの手前に 主祭壇に彫られた彫刻の一部分があるけれど
レプリカなのかな? 聖マリアの永眠の一部です |
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教会の内部の見学を終えて外に出るとラッパの演奏が聞こえていた。 この教会の高いほうの塔の上からは、毎日1時間毎にトランペットでの時報が演奏される。 これは13世紀にモンゴルの襲撃があり、その軍の襲来を塔の上から告げていたラッパ兵がモンゴル兵の放った矢に射られ亡くなったことに由来している。
そのためこの時報の演奏も曲の途中で突然終わるのだそう。
この後は、同じく中央広場に面して建っている織物会館へ向かう。
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織物会館(織物取引所) |
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織物会館は14世紀に建てられ、その当時は織物などの交易所だったためこの名で呼ばれている。
その後火災などに遭い16世紀にルネッサンス様式に改築されている。
現在、1階にはお土産物屋さんなどが入っていて、2階は美術館、地下には考古学などの博物館が入っている。
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織物会館の1階 中央通路の両側には
お土産物屋さんがぎっしりと並んでいます建物の長さは100メートルもあるのだそう 通路の照明が少ないので
中央部は外からの光が入らず薄暗く なかなかムーディです |
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アクセサリーなどの他 現在も織物などの民芸品も売られています |
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建物の外回りには 19世紀になって加えられた(多分)
列柱で支えられた廊下があります |
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どっしり |
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聖マリア教会が見えます |
この建物の1階裏手にあるチケット売り場へ行って、地下の博物館のチケットを購入した。
地下博物館には入場制限があり、この日のチケットは売り切れていたので、1日クラクフで過ごす予定の明後日、午後のチケットを購入した。
この後は、織物会館の裏手に建つ旧市庁舎の塔へ向かう。
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中央広場に建つ旧市庁舎の塔 |
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マンホールの蓋には クラクフの市の紋章がデザインされていました |
クラクフの中央広場に建っていた旧市庁舎は1820年に取り壊されてしまったのだけれど、そこに付属していた塔だけが残された。
塔は14世紀末にゴシック様式で建てられたもので、その後バロック様式で改修されていた時期などを経て、1967年までの間にまたゴシック様式に改修されたのだそう。
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旧市庁舎の塔 |
この塔にあがると「クラフクの旧市街の眺めが楽しめる」とガイドブックに書いてあったので上がってみることにした。
塔の内部の階段はとても急だったけれど、それ程高い塔ではないのでヘトヘトになる前に最上部に辿り着いた。
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先程見学した聖マリア教会 |
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ヴァヴェル城も見えました 写真を撮っていなかったのだけれど 塔に設置されている時計の仕組みを 内側から見ることが出来るようになっていました |
最上部からは旧市街の様々な建物が見えていたけれど、前述の通り「それ程高い塔ではない」ので旧市街を見下ろすという感覚ではなかった。
その上、天気もイマイチだったので素晴らしい眺めを堪能とまではいかなかったけれど、市内の名所は確認できてそれなりに面白かった。
→ 次は、昼食
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