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 Budapest+Poland 2019

旅日記 7日目(2019/05/01)-01

7日目。
この日は一日クラクフで過ごす。
まずはホテルで朝食を頂く。

ホットブッフェで種類も多くあります

朝食後は、最初にヴァヴェル城を見学する。

ヴァヴェル城は旧市街の南の外れの丘にあり、泊っているホテルは北の端にある。
端から端とはいえ小さな町なので歩いて20分程度の距離なのだけれど、着いてからまた歩いて見学するのだから体力を温存しておこうと、トラムに乗ってヴァヴェル城の近くまで移動することにした。

ホテルを出て、ヴァヴェル城とは反対方向の旧市街を囲う公園を抜けたところにあるトラム乗り場へ向かった。

券売機で20分券を買ってトラムに乗ったのだけれど、少し進んだ先の分かれ道で思っていたのとは違う方向に進んで行ってしまった。(何故だろう?こういうことがよくあるんだけれど方向感覚と注意力の欠落でしょうかね。)

とりあえず、久々に朝から良い天気です

乗車した次の停留所で下車し、そこで地図を確認したのだけれどトラムの路線図を持っていなかったので、実は合っていたような気もするし、やはり間違っていたような気もするしで、自分たちの状況が把握できなかった。

そんな状況なので乗って来たのとは逆方向のトラムに乗って戻れば良いという確信も持てなかったので、もうトラムには乗らず歩いて戻って、そのままヴァヴェル城まで歩いていくことにした。(元々ヴァヴェル城のすぐ近くまでトラムで行ける訳でもなく、所要時間的には歩いていくのとほとんど変わらなかったので。)

結局ヴァヴェル城から遠くなるトラムの停留所まで歩き、トラムに乗ってさらに遠くまで行き、歩いて戻るという感じになってしまったけれど、クラクフではトラムに乗っていなかったので記念乗車だと思うことにした。

雨上がり+新緑の公園
こんな気持ちよい道を歩けたので
無駄ではなかった…ということにしておきます
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朝なので人も少なく気持ちの良い散歩です
(負け惜しみではないですよ)
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ヴァヴェル城の丘に着きました
大聖堂の裏手の坂を上がっていきます

ヴァヴェル城はポーランド王の宮殿だった場所で、広大な敷地内には旧王宮や大聖堂といった様々な建物が建っていて、見学するにはそれぞれ別のチケットが必要になる。
旧王宮内の王族の私室だった部分はガイドツアーでのみ見学出来るので、そのチケットを先に購入することにした。
まだオープン前なのでチケット売り場も閉まっていたけれど、すでに順番待ちの列が出来ていたのでその最後尾に並んだ。

9時にチケット売り場がオープンしたのだけれど、私達が並んでいた列は旧王宮のチケット売り場ではなく大聖堂のチケット売り場だった。(今日は若干不調ですかね。まぁ「今日は」ではなく私達にはよくある事です。)
とりあえず大聖堂も見学予定だったので、そのまま進んで大聖堂の入場券を購入し、そこで旧王宮のチケット売り場はどこか教えてもらってそちらへ向かった。
旧王宮のチケット売り場はその先にあるレンガ色の立派な建物だった。

この建物がメインのチケット売り場

ちょっと出遅れてしまったので、メインのチケット売り場には大聖堂のチケット売り場よりも長い順番待ちの列が出来てしまっていたので、30分以上並んでやっとチケット購入窓口まで辿り着いた。

今回は旧王宮の全部を見学するのではなく、王宮の大ホールなどの展示(State rooms)と王族の私室(Royal Private Apartments)の2つだけを見学することにした。(無理しないタイプです。)
私室のほうはガイドツアーでのみ見学可なのだけれど、チケット購入時点から40分くらい後の時間にスタートする英語ツアーの予約を取ることが出来た。
チケットにはガイドツアーだけでなく「State rooms」の入場時間も指定され刻印されていて、私室のガイドツアー後に行くように説明された。

チケット売り場前からの眺め
塔のある建物は大聖堂です
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ヴァヴェル城の模型
手前の金色の屋根の塔の左側が
メインのチケット売り場がある建物
右奥が旧王宮
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庭越しにチケット売り場が入った建物を見る
左端の塔は模型では金の屋根でしたが
他と同じレンガ色の屋根ですね

ガイドツアー開始時刻までまだ少しあるので、のんびりと敷地内を歩いて集合場所へ向かう。

ヴァヴェル大聖堂
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様々な要素が集まりすぎて
アップで見ると建築様式見本市みたいになっている
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旧王宮
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旧王宮の外を見ているうちに王族の私室のガイドツアーの時間になったので、集合場所へ向かった。

ガイドツアーは少人数のグループだった。
入場待ちの列に並んでいる時、一人で参加していたドイツ人の女性と話をしたのだけれど、その人が住んでいる所は私達が行ったことがある都市だったし、その女性は日本が好きで行ったことがあると言っていて、ちょっとだけ共通点があってうれしかった。

ガイドツアー自体は、王やその家族の寝室など私室を中心に調度品などを見学していく。他の国の宮殿と同じく、豪華な家具・装飾品などその当時の様子が再現されていた。(内部は撮影不可だったので、私の記憶力では詳細が思い出せない。歴史の知識がないこともあり、お城ってどこも似た印象しか残らない…。)

私室のガイドツアーが終わった後は、「State rooms」という宮殿の主要な部屋を見学した。こちらはガイドツアーではなく自由に見学出来るのだけれど、内部は同じく撮影不可だった。
私室と同じように当時の様子が再現されていて、美しい装飾が施された大きなホールも見学した。

ほんの一部しか見学していないのだけれど、これで旧王宮の見学を終える。(ヴァヴェル城にはまだまだ見所があります。企画展などもあるようなので、全部見学しようと思うと一日がかりかも。)

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この後は大聖堂を見学する。

→ 次は、大聖堂

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