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 Budapest+Poland 2019

旅日記 8日目(2019/05/02)-02

地下鉄駅の出口があった通りから新世界通りという道へ入ってみる。
この通りは北上していくとクラクフ郊外通りという名前に変わり、かつては王の道と呼ばれていたのだそう。

これはスタシツ宮殿
現在はポーランド科学アカデミーの本部になっています

建物前の広場にたつ銅像は
アーミラリ天球儀を抱えるコペルニクスです

この向かい側に建つ聖十字架教会を見学する。

聖十字架教会

この教会も1944年に大きく破壊されてしまったため、その後に再建されたものなのだけれど教会の歴史は16世紀初めにまでさかのぼることが出来る。
その後何度か改築を経て、17世紀末から18世紀中頃にかけてバロック様式で新しい建物が建設されたのだそう。

19世紀後半にも改築が行われ
正面入口への階段が再建されている

その際に設置された
十字架を背負うキリスト像

この教会内にはショパンの心臓が埋葬されている。
ショパンはパリで亡くなりその遺体はパリに埋葬されているのだけれど、ワルシャワ近郊の出身で故郷に対し強い思いがあったショパン自身の遺言によって、その心臓がポーランドに帰ることとなったのだそう。

埋葬されてから大戦中に一時持ち出された期間があるのだけれど、それ以外の時はずっとこの場に安置されている。

この柱の下に眠っています
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教会を見学した後もクラクフ郊外通りを北上していく。

ワルシャワ大学の正門

ここにはかつて音楽大学がおかれていて
そこでショパンも学んだのだそう

敷地内は見学しませんでしたが
構内にはショパンの家族が住んでいた家もあるそうです

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ワルシャワ大学博物館
バルコニーを支える柱の彫刻
ムキムキでした
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ヴィジトキ教会
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教会前の広場にたつ枢機卿の銅像
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美しい街並みです
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この通り沿いにはショパンに関連する見所も多い。
そういった場所の前には「ショパンのベンチ」という名前がついたベンチが置かれ、その上には場所に関する所縁などの解説が書かれていて、さらにボタンを押すとショパンの曲が流れるようになっている。

ショパンのベンチ
右下の丸いボタンを押すと音楽が流れます

この通りに面して大統領官邸も建っている。

大統領官邸
かつては貴族の館で
ラジヴィウ宮殿と呼ばれていたもの
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官邸前にはポーランドの英雄の騎馬像
ライオンの彫刻も鎮座しています

この後もクラクフ郊外通りを王宮広場へ向かって歩いていく。

カルメル会教会
17世紀に建てられた教会
ファサードは18世紀になって
新古典主義で造られている
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ショパンが若い頃 この教会で
オルガンを演奏していたのだとか
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アダム・ミツキェヴィチの銅像
ポーランドの詩人で政治活動家だそう

ここから少し歩いていくと、旧王宮の前に広がる王宮広場に出る。
ここから先が旧市街になる。

王宮広場
ちょうど民族衣装のような服を着た方たちが
集合写真を撮っていました
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王宮広場の中心にそびえたっているのは
クラクフからワルシャワへ遷都したジグムント3世の像
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旧王宮
現在は博物館として利用されている
今回王宮内の見学はしませんでした

王宮の先へ進み旧市街を歩く。

→ 次は、旧市街散策

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