Napoli 2019
旅日記 5日目(2018/12/30)-01
5日目。 まずは宿で朝食にする。
昨日買ったスカモルツァチーズをフライパンで焼き、その他は昨日残してあったトマトなどを準備した。
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買ったスカモルツァは燻製していないタイプ
本当は燻製スカモルツァが好きなのだけれど 昨日のお店では売っていなかったので… |
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燻製していないとはいえ スカモルツァの焼きたてはとても美味しかったです
でも普通のお皿に盛り付けているので すぐに冷めてしまいその後はちょっと微妙でした… |
食事の片付けを終え宿で少しのんびりした後、観光に出掛ける。 この日は一日サレルノで過ごす。
いつものようにドゥオーモを通過し、路地を歩いていると小さな教会があったので見学してみることにした。
通りにあった案内によるとサン・ピエトロ・ア・コルテという名前のようだった。
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san pietro a corte |
ここは古代ローマ時代の浴場施設があった場所で、その後墓所として利用され、その上に8世紀になって宮殿が建てられたのだそう。
その後も様々な用途で利用され増改築されてきたため、様々な時代の様式を確認できる貴重な場所になっている。
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床下の一部も見ることが出来ます |
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フレスコ画(12世紀後半以降のもの) |
下の階を見た後は、16世紀になって外部に設けられた階段を上がって2階部分を見学する。
2階にはボランティアガイドさんがいて、その方が建築や歴史について詳しく説明しながら内部を案内してくれた。
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発掘されたモザイクタイルの一部が展示されています |
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とても貴重なものなのだそう |
この後は高台にあるミネルヴァ庭園へ向かう。
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こんな路地を歩きます |
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サレルノには中世に医科大学が設立されている。
ミネルヴァ庭園は治療目的で使われるハーブなどの植物が植えられ、医科大学の学生らの医学研究のために造られたのだそう。 現在も観賞用ではなく医学研究用の植物が植えられている。
庭園は斜面に沿って段々畑のように造られていて海やサレルノの町を見渡すことが出来る。
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庭園からの眺め あいにくボンヤリした天気ですが… |
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庭園の下に見えていた一般の(?)庭 上方に見えている橋もなかなかすごい |
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植物の名前などが記された札 四大元素を十字に配置した図で 効能を表しています |
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壁の手摺のようになっている部分には 水が流れています
段差を利用して配水していたようです |
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こちらは床を流れています 現在は散水設備がありましたが
展示として水を流しているようです |
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それ程大きな庭園ではないのだけれど、たくさんの植物があり貴重なものもあるようだった。配水などの造園手法も含めなかなか面白かった。
庭園内には小さなカフェがありハーブティーなどが頂けるようだったのだけれど、とても混んでいたので、ここでの休憩は諦め庭園を後にして海のほうへ向かって降りていくことにした。
→ 次は、海沿いへ向かいます
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