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Napoli 2019

旅日記 7日目(2019/01/01)-03

ポッツォーリからフェリーでプロチーダ島へ向かう。

遠くに見えているのはヴェスーヴィオ山かな
ナポリから見るのとは微妙にシェイプが違う
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この形は多分カプリ島
今回は行かなかったけれど
後半泊まったナポリのホテルのバスアメニティが
カプリ島の香水ブランドのものでした
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みんながざわつき始めたので
あれが目的地かな?と思いましたが
まだまだポッツォーリから陸続きの岬でした
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ということで遠ざかっていきます
しかし、ものすごーくスパンッとした断面ですね
包丁で切ったみたい
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今度こそ目的地が見えてきました
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ヨットがたくさん
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カラフルな家々

結局寒くなかったので最後まで外の席で景色を楽しむことができた。
ポッツォーリからプローチダ島まではフェリーで40分程度だった。

プローチダ島は、映画「イル・ポスティーノ」の舞台となった島で、ガイドブックによるとナポリ湾で人が暮らす一番小さな島なのだそう。

港からは頻繁に島内を巡るミニバスが出ていると書かれていたのだけれど、同じ船の乗客の人たちは誰もバスを待つそぶりがなく歩き去っていったので、私達も歩くことにした。(その後もそれらしき姿を見かけなかったので元日で運休だったのかも。たまたま遭遇しなかっただけかもしれませんが。)

まずは高台にある見晴らし台へ向かう。

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ダラダラと続く上り坂で疲れ切ってしまい
(お昼ご飯も食べてないのでパワーが…)
この写真の教会の少し先にあった海側へ出る道に入って
手を打ってしまおうかと思ったのだけれど
見えたのはこんな景色
私はもうこれで十分と思えたけれど
(正解を知らなかったし)
夫が「こんな程度ではない、もっと美しいはずだ」
と言い張るので(?)
通りに戻って(泣く泣く)また坂を上がります

ということで、どうにかこうにか見晴らし台にたどり着いた。(多分他の方たちにとっては大変な道ではないかもしれないけれど、上り坂を大の苦手とする空腹の私にとっては厳しい道のりでした…。)

確かに全く違う眺めでした

先程の教会が遠く下に見えることから分かりますが
結構な距離を歩き上がってきました
でも上がった甲斐がありました

見晴らし台から見えているのはコッリチェッラという名の海岸で、こちらもカラフルに塗られた建物が立ち並んでいる。
そしてその向こうには先程フェリーで着いた港がある海も見えている。

絵葉書で見るような美しい景色を見ることができ、途中であきらめなくて本当によかった(先程の場所からは港側の海は見えなかったし海岸線も短く迫力がなかったかも)。

見晴らし台
大砲がありました
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せっかく見晴らし台まで上がってきたので、もう少し上にあるというお城まで上がってみることにした。

お城の一部かな?という建物の下のトンネルを抜けると
たくさんの車が停まっていました
見晴らし台の最寄りの駐車場かな?
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多分これが
お城の建物の一部だと思うのだけれど
よくわからないので退散…
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ひっそりとたたずむ十字架

この後は昼食兼夕食を食べるお店を探しつつ坂を下っていく。

名残惜しいので その途中の道からも見渡してみる
やはり見晴らし台からの眺めのほうがいいですね
…当然ですが
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太陽が傾いてきています
水面がキラキラと輝いて美しかったです

見晴らし台からだいぶ下ってきたけれどレストランは見当たらなかったので、とりあえず飲食店がありそうなコッリチェッラ海岸へ出てみることにした。

プローチダ島のネコ
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海岸には漁船がたくさん
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先程の見晴らし台を見上げてみる

海岸にはいくつかレストランがあるようだったのだけれど、元日だし16時前という中途半端な時間ということもあり、開いているお店はほとんどなさそうだった。

海岸に降りてきて少し離れた場所に営業中のように見えたレストランがあったのだけれど、夫が確認に行くとランチの営業が終わってお店を閉めているところだった。

それなので海沿いをもう少し歩いてみると、たくさんの人で賑わっているレストランが1軒あった。
見渡す限りこの1軒しか営業していないようだった。

それなので、そのお店で入れるか確認すると満席で少し待たないといけないと言われたけれど、まだまだ閉店時間ではないようだった。
他に選択肢もなさそうなので、そのお店に決めて席が空くのを待つことにした。
お店の人に名前は聞かれず、ざっくりとジャポネーゼとメモに書いていた。(まぁ日本人の名前は聞き取りにくいというし、いつもそんな感じなんでしょうね。でも次も日本人だったらどうしたんだろう?)

レストランの席が空くのを待ってブラブラしていたら、そのレストランが映画「イル・ポスティーノ」の舞台となったお店だと気が付いた。
私達がこの映画をみたのは旅行から帰ってきた後だったので、この時点ではこの島が舞台になった映画があって、この辺りに映画に出てきたレストランがあるらしいという程度の認識だった。
しかしお店の外にちゃんと(?)その旨表示されていたので私達でも気が付くことができた。

1994年の映画「イル・ポスティーノ」
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主人公の奥さんになった人が働いていたお店
店内にもたくさんの写真が飾られていました

私達が待ち始めてすぐに帰ったお客さんが数組いたけれど、片付けが追い付かなかったようで20分くらい待った後に外の席に通された。

→ 次も、プローチダ島

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