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Napoli 2019

旅日記 7日目(2019/01/01)-04

映画「イル・ポスティーノ」の舞台となったレストランで早めの夕食(兼、遅めの昼食)をとる。

ちょうど太陽が沈むところでした
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海辺の外の席
元日ですが、そこまで寒くなかったです
 
映画では手前の階段は
こんなピンクではなかったような
このお店の壁も もっと薄い色だったかな
さすがに何度か塗りなおしていますよね
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ちゃんとした外観写真を撮り忘れました…
左端のクリーム色っぽい建物です

この辺りの建物は
海岸沿いから高台まで
複雑に重なりあっています

時機を逸してしまい空腹を通り越してしまったので、料理は前菜1品、パスタ2品のみ、ワインはデキャンタで注文した。

タコのサラダ
程よい塩加減でタコ自体も美味しかった
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太いマカロニのようなパスタ「パッケリ」
カンパーニャ発祥のパスタのようです
ソースとよく合って美味しかった
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ラビオリ

元日のこんな時間だったけれど、ちゃんとしたものが食べられて良い食事(昼食兼夕食)になった。
後々映画を見てまた思い出すことができたので、その点でも良い選択だったと思う(…選択はしていないか)。

この後はナポリに戻る。
短時間の滞在で小さな島とはいえほんの一部分しか歩いていないのだけれど、これぞという眺めを楽しめたので満足だった。

行きに利用したグランデ港に歩いて戻る。
反対側の海側に向かうのだけれどさすがにフラットな道ではなく、一旦坂や階段を上がってまた下るという道のりだった。

港があるほうの海岸にたどり着きました
手作り感あふれるツリー
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港の切符売り場でナポリ行きの船のチケットを購入した。
帰りはナポリに直行する。
ナポリ-プローチダ島間は高速の水中翼船もあるそうなのだけれど、ちょうどよい時間の船はフェリーだったのでナポリまで1時間くらいかかるようだった。

出航時刻までもう少しあったので、港近くのバールでお茶をして待つことにした。

ショーケースの甘いものの中からカンノーロをチョイス

カンノーロは味が好きというより
見かけるとシチリア旅行を思い出して
ついつい頼んでしまいます

時間になったのでバールを出て乗船する。

さすがに寒くなってきたし真っ暗なので最初から屋内の席に座ることにした。
このフェリーは他の島から来ていてプローチダ島は経由地だったようで、船内はすでにかなり混雑していた。

満席近かったけれど、ウロウロ探し歩いていると辛うじて夫と近くに座れるような席があった。

これ、船内です
全てが進行方向を向いている座席ではなく
向かい合いだったりコの字だったり…
様々な向きに席が設置されています

大きな荷物を持った人も多く
とても混雑した印象でした

船には酔わなかったけれど(酔い止めを飲んでいたので)、人混みに酔ってきたので、そろそろナポリに着きそうというタイミングで甲板に出てみることにした。

遠くにナポリの町並みが見えました
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夜の港のクレーンは美しい
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もうすぐナポリに到着します
赤くライトアップされている建物がありますが
ヴォメロの丘の建物でしょうか
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ナポリに到着 下船しました

乗ってきたフェリーからは
まだ車の下船が続いていますが
乗り込もうとする人もちらほら
折り返してまたどこかに行くようです

この先で誰かを迎えに来た風の人に
どこから来たの?と聞かれたので
プローチダ島とだけ答えてしまったけれど
その人が待っていた人は
プローチダ島から乗船した人だったかな
始発の島から乗った人だったかも

かなり歩いてからそれに気付いて
違う島から来ていたと伝えるべきだったなと後悔
その島の名前が分からないので
あまり意味はなかったと思うけれど…

ナポリでフェリーが着いたのは「Calata Porta di Massa」という港なのだけれど、行きはここから出発していないので、そこから町中までの道が全く分からなかった。

とりあえず人の流れに乗ってみたけれど、すぐに散り散りになってしまっていつの間にか誰もいなくなってしまった。
その後は携帯電話のオフラインマップなどを見ながら歩き、どうにか賑やかなトレド通りにたどり着いた。

相変わらずトレド通りはすっごい人出です

この日は前の晩にホテルの近くの売店の人に「(「へ」の字を描くように斜め上に向かったジェスチャーで)フニコラーレ、(下るジェスチャーで)フニコラーレ」と教えてもらったケーブルカーを乗り継ぐ方法でホテルに戻ってみる。

トレド通りをガッレリアのほうまで行くと、ガッレリアとは反対側にケーブルカーのチェントラーレ線の「Augusteo」という乗り場があった。
90分券というチケットを買って乗車する。

改札
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乗りまーす

ここからヴォメロの丘にある終点のフーガ広場まで上がる。
所要時間は10分くらいだった。

到着

ここでケーブルカーのキアイア線に乗り換える。
すぐ隣に乗り場があるのかなと思っていたのだけれど、さすがにそこまで近くはなく2,3分外を歩いた。

キアイア線のヴォメロの丘にある駅は「Cimarosa」という名前だった。

Cimarosaの駅舎
ピントがどこかにいってしまって
諸事情によりぼかしをいれています…
みたいな写真になってしまった

翌晩再チャレンジしました

キアイア線に乗ったのだけれど、扉が何度も閉まったり開いたり、開かない扉があったり閉まらない扉があったり…といった感じでなかなか発車できなかった。

その途中のキアイア線
私達の乗っていた所は扉が閉まらなくなっていました

その時は気が付かなかったけれど
一番前の扉の上の青いパネルが外れている

なかなか発車できなかったことと関係があるのかな?
さすがに常時こんな状態で運行しないですよね
…と言いつつも しそうな感じもするのがナポリでしょうか
もちろん良い意味で

まぁまぁ長い時間がかかったけれど、その後無事にケーブルカーは出発しそこからは問題なく動いていた。
始発から2番目の「Corso V. Emanuele」という駅で下車した。
動いてからは5分程度で到着した。

ここからは歩いて5分でホテルに着く。
このケーブルカーの乗り継ぎルートを教えてくれたお店に寄ってお礼がてら何か買おうかと思っていたのだけれど、元日でお休みだったのか閉店時間を過ぎていたのか、見つけられないままホテルに戻ってしまった。

ホテルに到着

ナポリに戻ってきてから再び食事をする程ではなかったので何も食べずにホテルに戻ってきたけれど、部屋にたどり着いてみると若干小腹が減っているような気がした。
昨日おつまみ用に買ったお菓子が残っていたので、それを少しつまんだ後、お風呂に入って寝ることにした。

元日だけれど、ふたつの町を観光できて充実した一日になった。

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