Napoli 2019
旅日記 8日目(2019/01/02)-03
ナポリ・ソッテラネアの様々な展示を見ながら奥へと進んでいく。
この先は通路が狭く真っ暗なので、各々キャンドル型の照明を持って足元を照らしながら進むよう言われた。
この日はお客さんが多くキャンドルが足りなくなるので、出来れば1グループ1個のライトでということだったので、夫と二人で1つのライトを持つことにした。
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キャンドル型というのが趣があってよい 持ちにくいけど… |
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日本でも見かける 炎がユラユラしているように見えるライト |
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狭い通路を抜けると貯水池に出ます 画像をかなり明るくしましたが
実際はもっと暗かったです |
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こうして地下通路を1時間くらいかけて見学しツアーは終了…かと思ったら、もう一つ別の遺跡もツアーに含まれているとのことだった。
一旦外に出て町中を歩いて別の場所へ移動した。
私達のツアーがそこに着いた時には、別のツアーの人たちが見学中だったので、少しの間外で待つことになった。
ツアーの1人や2人いなくなっても、逆に増えても分からないんじゃないかな?というアバウトな管理だったけれど、前のツアーの人たちが出てきたので私たちが中に入ることになった。
そこは「basso」と言われるナポリの一般的な家だった。
こんな普通の家の中に一体どんな遺跡があるんだろう?と思っていたら(予習しなさすぎ…)、この場所にいた係の人とガイドさんで室内に置いてあったベッドを動かし奥に押し込むと、ベッドの下には地下へ続くハッチがあった。
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そんな仕掛けがあるとは知らず 既にベッドが収納されハッチが開いた状態の写真です |
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収納されたベッド |
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階段を降りたところ |
ハッチから地下へ降りると、古代ギリシア〜ローマ時代の劇場の遺跡がある。
ここではローマの皇帝ネロもパフォーマンスを行っていて、プライベートな楽屋もあったと言われているのだそう。
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劇場バックステージの通路 |
実際に入ることができる範囲は少なくあっという間に見終わってしまうのだけれど、民家の床下に隠れていた古代劇場というのは、なかなかロマンがあった。
この後は、また違う場所を見学する。 次はとても小さな空間だけれど、劇場の一部で古代の窯などが残っている。 その空間にイエス・キリスト降誕などの人形がガラスケースに入った状態で展示されていた。
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ケースに入って展示されている人形 |
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人形もケースも アンティークものだとは思いますが
さすがに古代ローマ時代ではないですね 18世紀だったかな? |
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この時期だけのものではなく 常設展示のようです |
これでこのガイドツアーは終わりになる。 劇場入場前の待ち時間もあったけれど、トータルで1時間40分以上のツアーでとても充実した内容だった。
これで私達のナポリ観光も終わりにする。 さすがに足が疲れたのでコーヒーでも飲みながら、少し休憩をすることにした。
→ 次は、少しだけ町中をブラブラ
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