Helsinki+Baltic States 2024
ヘルシンキ・バルト三国 旅日記 2日目 - 03
次に見学するのはテンペリアウキオ教会という岩盤をくり抜いて円盤型の天井をかぶせた半地下の教会。
11年前にも一度訪れているのだけれど、それはフィンエアーを利用した人へのキャンペーンで無料でもらったヘルシンキ・カードにこれまた無料でついてくるバス・ツアーに参加し、そのツアーの中で数少ないバスを降りて内部を見学できたのがこの教会だった。その時の印象がとても良く、夫がまた訪れたい場所として選んだ数少ない場所だったのだけれど、この日は教会の行事がある日でその合間を縫って細かく見学可能な時間が指定されていた。(訪問前には公式Webページで開館時間を確認してください。一週間後までのスケジュールが載っています。)
教会に着いたのはオープン時間の30分以上前だったのだけれど、たどり着いた場所は、まさに岩盤を登っていくような所だった。
「あれ?こんなアプローチじゃなかったよね」と言いつつも、他にも上がっていく人がいたので、近道なのかもしれないと私達も上がってみることにした。
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| テンペリアウキオ教会
岩を上がっていったら教会の屋根が見えました。
ここから屋根沿いに歩いたら入口にたどり着くのかな?と思って岩場を歩いてみましたが、一段下に降りなければならず、その道は道というより「短い崖」だったので、旅行の初日にケガをしてはいけないと用心して来た道を戻りました。とほほ。
とはいえ、岩盤の硬さを実感し(?)屋根を近くから見たので良しとします。 |
岩盤から降り教会の入口前に着いた時点でも、まだまだ開館時間になっていなかったのだけれど数組オープンを待っている風な人達がいた。
教会前に置かれたベンチがあったので、そこで座って待つことにした。
教会内では何か行事が行われているようだったのだけれど、少しするとそれが終わる時間が近づいたようで係の人がエントランス部分にテープを貼って立ち入り禁止の範囲を広げていた。
そして入口前には黒塗りの車が到着して、立ち入り禁止のテープの内側で待機していた。 待っている間、教会の中で行われているのはお葬式か結婚式のどちらかだろうねと話していたのだけれど、行事が終わり教会内から出てきた人々の服装を見ると結婚式のようだった。
そして少しすると主役の新郎新婦が教会から出てきて記念写真を撮った後に、黒塗りの車に乗り込んでいった。
いつの間にか参列者が移動するための大型バスも到着していた。
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| 新郎新婦は車に乗り込みました 車の向こうにいるのが参列者で手前の影は観光客
とても良いお天気で
みんながお祝いしていて幸せな空間でした |
車が出発するとすぐに規制のロープが取られ、いつの間にか増えていた入場待ちの人々が皆入口に向かって集まってきていた。
入口には前売り券を持った人とチケットを買う人を分ける案内が出ていたけれど、それ程綺麗な列が出来ているという感じでもなかった。
私達は事前にチケットを買っていなかったので、チケットを買う人の案内が出ているほうに並んでみると、入口が近づくにつれなんとなく列になっていって、教会内のカウンターでチケットを買うようになっていた。
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これは帰る際に撮った写真ですが、この時もちゃんとした列は出来ていませんね…。
チケットオフィスという案内が出ている左側にいる人の後ろになんとなく付いて進んでいったら、少しずつちゃんとした列になっていきました。今回外観写真を撮らなかったので 前回11年前に訪問した時の写真を↓
 岩盤がくり抜かれ石が積まれたファサード
(2013年6月)
入口の上に小さな銅板の十字架がある以外は教会とは分からない外観です。 |
1930年代からテンペリアウキオ地区に教会を建てる計画があり、設計案も決まっていたのだけれど、第二次世界大戦が始まり計画は中断してしまったのだそう。
戦後に教会建設計画が再始動し、戦前の設計案を白紙に戻し新たに設計コンペが開催され、それで選ばれたのがフィンランド人の兄弟建築家の案だった。
こうして1969年に完成したテンペリアウキオ教会(Temppeliaukion kirkko)は、岩盤をくり抜いて造られていて、そこに円盤型の銅板で出来た屋根が架かっている。
岩盤やその上に積まれた石の上からは屋根を支えるコンクリート製の梁が無数に設けられていて、その間にはガラスがはめ込まれているため、とても明るい空間になっている。
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内壁はくり抜かれた岩盤がそのままむき出しになっていて音が良く響くのだそう。
今回も前回もパイプオルガンの音色を聞く機会はなかったけれど、教会内ではコンサートも開催されるそうです。 |
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2階席もあるので上がってみた。
2度目だったけれど、やはり圧巻の空間で満足することが出来た。
この後は遅くなってしまったけれど昼食にする。 先程教会のオープンを待っている際にネットで調べた(夫は一応もっと前から目を付けていたらしい)ここから比較的近い場所にあるレストランに向かった。
テンペリアウキオ教会から歩いて7~8分で到着したのはKUUKUUというレストラン。 午後3時近くになっていたのですぐに席に着くことが出来た。
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1杯目の飲み物は、私はロゼのスパークリングワインで夫はビール。
お水も運ばれてきましたし、クネクネっとオシャレに盛り付けたバターも運ばれてきました。 |
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1品目は焼きチーズをのせたサラダ
ベリーの甘いソースでとても美味しかったです。 |
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バターは運ばれてきているのに、なかなかパンがこなかったので店員さんに声をかけて持ってきてもらったパン。
薄焼きパンは朝食ブッフェにあったものとは少し違う気もしますが、これも名物でしょうかね。 |
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こちらはフィンランド名物のサーモンスープ ロヒケイット(Lohikeitto)
サーモンの切り身やジャガイモが入ったスープ。 クリーミーですがホワイトシチューのようなものではなくサラッとしたスープです。 ハーブが効いていて美味しかったです。
添えてある黒パンは甘いシロップのようなものでコーティングされていてスープとよく合いました。
これもフィンランド名物のようです。 |
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メインは魚料理 これも美味しかったです |
頼んだ料理はどれも美味しくお店の方のサービスもよく、初日からとても良い昼食になった。
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お店の外観
私達は店内の席で頂きましたが、この時間帯のテラス席も気持ちよさそうです。 |
食後は歩いて次に見学する美術館へ移動する。
→ 次は、美術館
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