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Helsinki+Baltic States 2024

ヘルシンキ・バルト三国 旅日記 2日目 - 05

アカデミア書店は1893年に創業した歴史ある書店で、ヘルシンキ店は1969年に完成したアルヴァ・アアルトが設計したキリヤタロという商業ビルに入っている。
大きな天窓のある3層吹抜けの明るく開放的な空間になっている。

建物入口の真鍮製の取っ手はアアルトがデザインしたものです。
アアルトが設計した他の建物でも使われていますが、こちらでは3段重ねて使われています。

外観写真は今回撮り忘れたので
前回撮ったもの↓

(2013年6月)


(2013年6月)

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今回撮った写真に戻って
1階から天窓を見上げる
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1階の照明
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天窓見上げ

アカデミア書店の2階にはカフェ・アアルトというアアルトの名前を冠したカフェがある。
このカフェの家具は元々、この並びに建つラウタタロというオフィスビル内にあるカフェのためにアアルトがデザインしたものなのだそう。
ラウタタロのカフェは後に閉店してしまったのだけれど、その際ストックマン(フィンランドの百貨店)がそれらの家具を買い上げ、アアルト財団に寄付していた。その後ストックマンがアカデミア書店の2階にカフェをオープンすることになり、アアルト財団がラウタタロで使用されていた家具をこのカフェで使うことを許可したという経緯なのだそう。

前回は見学しただけだったけれど、今回はせっかくなのでカフェを利用することにした。

甘いものはケーキではなく、軽めのマカロンなどをショーケースから選びました。
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アアルトデザインのペンダントライト
黒い皮張りの椅子も多分アアルト
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前回(2013年)に撮った写真ですが
ヤコブセンがデザインしたアントチェアもあります
丸いテーブルは多分アアルトのデザイン


こちらも2013年の写真

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再度今回撮った写真に戻って
カフェからみた天窓

アアルト・カフェで休憩した後は、フロアをぐるりと見学して歩いた。

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吹抜けの反対側からカフェを見る

この後は町中をブラブラ歩いて大聖堂まで行ってみる。

エスプラナーディ公園
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ヘルシンキ大聖堂

あれ?なんかちょっと違和感…と思ってよく見たら中央のドーム屋根の下の部分が補修工事で養生シートで覆われていました。
目が悪い私はすぐに気が付かないくらい、よくできた窓の図柄がプリントされたシートでした。
このようなシートで覆われている状態を見るのも期間限定で貴重な体験だと夫は言いますが、屋根の十字架もシートで覆われていたのはやはり残念。

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2013年に訪問した際の写真↓


こちらも2013年訪問時

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今回の写真に戻って
大聖堂の前の元老院広場

広場にはロシア皇帝でありフィンランド大公であったアレクサンドル2世のブロンズ像があります。
アレクサンドル2世はフィンランドの人々に対して寛容な政策を行いフィンランドの国会を再建させたなどの功績があるのだそう。

前回は通りかかるといつも頭にカモメがのっていましたが、今回はのっていない写真が撮れました。

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大聖堂前の大階段から元老院広場を見る。

前回は大聖堂内に入りましたが今回は外から見ただけです。

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階段の上から撮った写真ですが、広場には大きなHelsinkiと書かれた看板(?)が置いてありました。(裏から見ていますが。)

今回訪れた他の都市のメインの広場にも、このように大きく都市名が表示されたものが置いてありましたが、今の観光地の流行りなのでしょうか。
ヘルシンキでは撮りませんでしたが、他の街ではしっかりとその前で写真を撮りました。

階段に座って少し休んだ後は海のほうへ向かって歩いてみる。

茶色の建物はウスペンスキー大聖堂。
その手前の白い建物はアアルト設計のオフィスビル 。
今回はどちらもこのくらいの距離から見ただけで、中には入りませんでした。
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港のマーケット広場周辺に置かれた亀。
11年前もありましたが増えているような気がしました。
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オールドマーケットホールが見えます。
前回ヘルシンキを旅した時はこのマーケットは修復工事中で閉まっていました。
今回は修復工事も終わりきれいになっていましたが、閉館時間になっていたので中には入れませんでした。

その手前の建物はヘルシンキ・ビエンナーレの際につくられたパビリオンのようです。
ヘルシンキ・ビエンナーレは2021年から始まったもので(本来は2020年の予定だったのだけれど、コロナの影響で1年延期となったのだそう)その2年後の2023年にも開催されているようです。
ビエンナーレなので2年に1度、ということで私達が訪問した2024年はお休みでした。

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ヘルシンキ・ビエンナーレのパビリオン

パビリオンを見ている時に、なんだか賑やかな声が聞こえてくるなと思っていたのだけれど、パビリオンの先のオールドマーケットホールの海側に屋外のカフェバーのようなものがあり、そこでお客さんたちがカラオケを歌っていたのだ。
なんだか面白そうなので中に入りたいと夫がいうので、私達もそこで1杯飲み物を飲んで行くことにした。

野外カラオケ&カフェバー

こちらでのカラオケの定番なのかお店の自作なのか、映像などはなく画面には歌詞が表示されているだけでした。
曲の合間には画面に順番待ちをしている人の名前と曲名が表示されていましたが結構順番待ちをしている人たちがいて大人気でした。(同じ人が繰り返し歌っていた気もしますが。)

前回はこの近くのホテルに泊まっていたので、このお店からホテルが見えました。
このお店が何時まで営業か分かりませんが、同じホテルにしていたらちょっとうるさかったかも…。

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オールドマーケットホール
ヘルシンキ最古のマーケットなのだそう。
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飲み物はアペロール・スプリッツァーを注文。
カラオケを歌っている人の奥にプレハブのような建物があり、そこのカウンターで注文しました。

自分が書いている旅行記で確認したら、ちょうど10年前のイタリア旅行で周りの人がみんな飲んでいたから、あれと同じものといって頼んで飲んだのが「初めてのアペロール」でした。
それ以降、何度か飲んだことはあったけれど、今回の旅で訪れた都市では本当に多くの人がこれを飲んでいて、この後私も何度もこのお酒を飲みました。
それまでの10年で飲んだ杯数をこの旅で飲んだ杯数が超えている気がします。

アペロールはすごい営業力があるのか、以前上海で入った日本式居酒屋の店員さんたちが背中にアペロールと印刷されたアペロール提供のTシャツを着ていたことがありました。なぜ上海の居酒屋で?と不思議に思っていましたが、今回の国々での普及率を考えると納得です。

心地よい風が吹くなか、みんなが楽しそうに歌うカラオケを聞きながら飲むお酒はとても美味しかったけれど、ここは1杯ずつでやめておくことにした。
この日は昼食が遅い時間だったのでお腹も空いていなかったので、夕食を抜くことにして、このまま歩いてホテルに戻ることにした。

宿泊しているホテルには無料の水がなかったので、途中スーパーに寄ったのだけれど冷蔵庫に入っている500mlサイズのものはどれもお高かったので、奥に常温の安い水があるはずと探してみたのだけれど(そういう国もありますよね)500mlサイズは常温でも同じ値段だった。これを買うしかないのかなぁと思っていたら、1.5ユーロで売られている1.5リットルの水があったのでそれを買うことにした。

帰り道アアルトがデザインした地下駐車場の入口の前を通ったのですが、扉の取っ手が全て外してあり、全く違う取っ手がついているのを見て、とても淋しい気持ちになりました。

2013年に撮った写真↓

アアルトがデザインした取っ手が付いています

こちらも2013年に撮った写真

小さいけれどしっかりとデザインされた建物なのに…

そんな悲しい発見もありつつも、無事ホテルに戻った。

この日は基本的に前回の旅で訪れたことがある地域を歩いていたけれど、適度に新しい建物もあって充分楽しめた。
部屋に戻ったのは20時を過ぎたくらいで外はまだ明るかったけれど、このままお風呂に入ってすぐに寝てしまった。

→ 次は、3日目

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