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Helsinki+Baltic States 2024

ヘルシンキ・バルト三国 旅日記 4日目 - 02

ホテルで簡単に荷物を片付けた後はタリンの旧市街散歩に出掛ける。

ホテルの前には煙突掃除夫という像がありました。
ヨーロッパの多くの国では煙突掃除人は幸運のシンボルとされているのだそう。
通りですれ違う際にボタンの1つをこすると幸せになるという言い伝えがある国もあるようで、この像もボタンの所だけみんなが触るので金色に輝いています。

このホテルに出入りする度に出会えるので、ものすご~く幸せになれそうです。

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旧市街の中心へ向かいます。
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教会です。
木々で建物はほとんど見えていませんが…。

この途中でネットのクチコミがすごく良かったレストランに寄ってみたのだけれど、当然予約で一杯だった。
他に良さそうなレストランがないかキョロキョロして歩いて来たのだけれど特にこれというお店もなかったので、きっと多くのガイドブックにも載っているであろう中世をテーマにしたというレストランへ行ってみることにした。

「Olde Hansa」というお店です。

レストランは混んでいたけれど店先で客引きをしている人もいたので、その人に席があるか聞くと、ちょうど前のお客さんが帰って片付けをしているテーブルがあったのですぐに席に通してもらえた。
3階まで客席がある大きなお店だった。

このレストランはハンザ同盟の伝統的な慣習を守って生活する裕福な商人の邸宅を再現していて、店員さんも15世紀当時の服装を再現したものを着ている。
客席の照明は主にろうそくが使われていて、調度品も店内に流れる音楽もその当時のもの再現しているのだそう。

料理も15世紀のレシピでつくられていて、ガイドブックによると15世紀以降にこの地に入ってきたトマトやジャガイモなどの食材は使われていないらしい。

飲み物、夫は白ワイン。私は前回タリンでシードルを飲んで美味しかった記憶があったのでシードルを頼みました。
2杯目は夫は赤ワインで私は白ワインにかえました。

英語メニューを持ってきてくれたのだけれど、店内は薄暗く、私達は老眼なうえ、メニューのフォントも中世をイメージしたフォントだったので、本当に英語で書かれているのかどうかすら分からないくらい読みにくかった。
メニューと格闘していると、陽気な店員さんが席に来て丁寧に説明してくれたので、レバーのパテとスープと骨付き豚肉のグリルの3品を注文した。

ピントが合っていないけれど左がスープで右がレバーパテ
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こちらは豚肉のグリル
肉料理などにはジャガイモが添えられていることが多いと思うのですが、このお店のコンセプトである15世紀には入ってきていなかったということでジャガイモは使われていませんでした。
欧州で一般的にジャガイモが食べられるようになったのは17世紀以降なのだとか。

料理は中世の調理法ということで現代的な美味しさとは違うけれど、お店の雰囲気とトータルでとても良い昼食になった。
旅の醍醐味のひとつは地元の人に人気の美味しいレストランをみつけてそこで食事をすることだと思っていたけれど、観光客なのだから観光客向けのお店で食事をするのも楽しいことなのだとこのお店が気付かせてくれた。

食後はぶらぶらと町中散歩をする。
前回タリンに滞在した時は、日帰りだったし旧市街から離れた所に建つ美術館を見学しに行ったため旧市街内はちょっとしか見学していなかった。
それなので今回はじっくり旧市街を歩くことにした。

荷揚げ用の滑車をつけるアームが出ている建物をよく見かけます。
中世の建物はこのような造りが多いそうです。

散歩を始めてすぐポツポツと雨が降り出してしまったのだけれど、それが突然バケツをひっくり返したような雨になってしまったので、ちょっとだけ屋根のある場所で雨宿りをした。
その後10分程度でまた小雨に戻ったので観光を続ける。

城壁が残る町ですが、城壁以外にも建物下が通り抜けできるようにアーチ状になっている所が多いので、雨宿りが出来る場所はたくさんありました。
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聖カタリーナ通り
両側の建物の補強のために設けられた梁の上に瓦がのせられていてとても趣きがあります。

この後は聖カタリーナ通り沿いに建つ旧ドミニコ修道院を見学する。

1229年にエストニアに伝来したドミニコ修道会は別の場所に建設していた修道院が破壊されてしまったため、1246年に現在の場所に修道院を建てエストニアにキリスト教を広めていったのだそう。
しかし16世紀に入りエストニアでも宗教改革が起こり、修道会に反感を抱く人々によって1524年に修道院の建物が破壊され、翌年には市議会によってドミニコ修道会は解散させられてしまった。そしてその後1531年に起きた火災によって修道院の大部分が廃墟となってしまったのだそう。

現在は修道士の居住区と教会の中庭の2箇所に分れて公開されている。
最初に居住区部分を見学する。
聖カタリーナ通りが突き当るムーリヴァヘ通りに入口がある。

入口にあったマネキン
修道士の服装ですが夜みたらかなり怖そう…
胴体にくくり付けられたプラカードに、ここは元修道院で中では写真のエキシビジョンが行われていることなどが書かれています。
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趣きのある階段
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アームにつけられた荷揚げ用の滑車に実際に荷物が吊り下げられています。
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内部を見学します
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現代の写真や絵の展示がありました

修道士の居住区を見学した後は修道院時代の教会の中庭を見学するため、聖カタリーナ通りへ戻る。

→ 次は、教会の中庭を見学

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