Helsinki+Baltic States 2024
ヘルシンキ・バルト三国 旅日記 8日目 - 05
私たちがリガに滞在していた期間はリガの誕生日(創設記念日のようなもので2024年は創設823年)をお祝いするイベントが開催されていた。
特にこの2024年がキリの良い周年ではないので毎年開催されているのだと思うけれど、一週間以上の期間で、市内の様々な場所で様々なイベントが開催されているようだった。
この日の夜はそのイベントのひとつで火祭りのようなものが開催されるということだったので、詳しい内容は全く分かっていなかったけれど、せっかくなのでそれを見学しに行くことにした。
開催時間は22時からということなので、21時くらいにホテルを出て会場へ向かう。
会場はダウガヴァ川の対岸にあるウズヴァラス公園(ソ連軍勝利記念公園)という所で、歩くと40分以上かかるようなのでバスで行くことにした。
 |
|
ホテルから歩いて5,6分の場所にあるバス停から公園へ行くバスに乗れるようでしたが、その少し先にあるロシア正教の教会近くまでバスのチケットを買いに行きました |
| . |
 |
| 救世主生誕大聖堂という名前だそうです |
| . |
 |
| バスのチケットはトラムなどと共通の1回券を往復分(2人なので計4枚)買いました |
バスは前日歩いて見学に行ったダウガヴァ川岸に建つ図書館の前を通った。
その図書館の少し先が公園の最寄り駅で、乗車時間は15分程度だったので、イベントが始まる30分前には公園に到着した。
 |
公園の入口にあったリガのモニュメント 旧市街の公園にあったものと同じです
その前に置かれているのは草花が芽吹く前の植木鉢かと思っていましたが、見学しに来たイベント用の装置でした |
この後22時になったら何が起こるのか全く分かっていなかったのだけれど、夫がイベントの説明にリガの消防全面協力的なことが書いてあったと言っていたので、私は出初式のようなものに南国で行われる松明をぐるぐる回すファイヤーダンスを足したようなものをイメージしていた(全く違いました…)。
とりあえず公園内に食べ物や飲み物を売っているお店があるはずだと夫がいうので、それを探して公園の中へ入っていった。
公園は広大で緑の中に小川が流れていてとても雰囲気が良かった。 小川沿いの遊歩道を歩いて奥へと進んでいった。
 |
公園内の遊歩道 イベント用のセッティング |
公園のかなり奥のほうに行くと食べ物などを売る屋台があったので、そこでお酒と食べ物を購入した。 その時、係りの人がそれらを「ドーゾ」と言って手渡してくれたので、私たちが日本人と分かって日本語で話してくれたのだと思い、夫と「えーすごい!日本語ぉー!」と驚き「ありがとう!」と日本語で応えたのだけれど、私たちの後に並んでいた西洋人(普通に会話していたので多分ラトビアの人)にも「ドーゾ」と手渡していて「?????」となった。
つまり「ドーゾ」は日本語の「どうぞ」でなかったということで、私たちが謎にハシャいで満面の笑みで他国の言語でお礼らしき言葉を返してきた東洋人になってしまった。
後で調べてみたら、「どうぞ(Here you are)」のような時に使うラトビアの言葉で『lūdzu(ルーズ)』という単語だったらしい。(「どうぞ」の他に「お願いします(Please)」や「どういたしまして」などの意味でも使われるようです。)
『D』がつく単語かと思いきや『L』だったのだけれど、その発音が日本人には「ドーゾ」と聞こえるというラトビア語の鉄板な空耳単語だったようだ。
この時まで他の場所では聞かなかったので(どう見てもラトビア語は話せそうにないので英語でHere you
areと言ってくれていたのかも)、ここで「日本人あるある空耳体験(⁉)」をすることが出来て良かった。
 |
そんな出来事があった屋台 お酒も様々な種類がありました |
会場に来るまでは、このイベントは屋台で買ったものを持ってどこかで座ってショーを見るような感じなのかと思っていたのだけれど(ファイヤーダンス系かと思っていたので)、さすがに公園を歩いてみたらそういうイベントではなさそうだと気付いたので屋台の近くに置かれたテーブルで食べることにした。
ベンチもあったけれど、全ての椅子は先客の方たちが座っていて空きそうになかったので、スタンディングタイプのテーブルで食べることにした。
 |
私はロゼのスパークリングワイン 夫は生ビール |
| . |
 |
食べ物は作り置きになっていた料理から指さしでお肉料理とポテトなどを数品選びました
この1つの器に豪快に盛ってくれてあります |
食事をしているうちにイベント開始の22時を過ぎていたので、来た道を戻っていくと、公園内に置かれていたオブジェなどに火が灯っていた。
このイベントは出初式でもファイヤーダンスでもなく(こんなことをイメージしていたのは私くらいだと思う)、公園内に置かれた様々なインスタレーションを楽しむものだったようだ。
後から調べてみたら、フランスの「Cie Carabosse」というアーティストグループによる火のインスタレーション「Live fire
installations」というものだったらしい。
 |
| . |
 |
| 大掛かりでとても美しかったです |
| . |
 |
植木鉢のようなものの中に固形燃料が入っているようです
かなり炎があがっています |
| . |
 |
| 炎で動くようなアート作品もありました |
| . |
 |
| . |
 |
| ベンチの上にも置かれていて、炎の間近に座っている人がいてちょっと怖かったです |
| . |
 |
小川の中のインスタレーションは、ちょうど火を着けている最中でした
ボートで川を進んで火を着けていました |
| . |
 |
| . |
 |
|
違うカメラで撮っているので上の写真とは色味が違っていますが、川面に炎が映って美しかったです |
| . |
 |
| . |
 |
| このような動くインスタレーションもありました |
火のインスタレーションは様々なタイプがあり公園内の水面に反射しとても美しかったし、屋台での「ドーゾ空耳体験」も楽しかった。
遅い時間(私たち基準)だったけれど来て良かった。
主だった所は見て廻ったと思うので、そろそろ公園を後にしてホテルに戻ることにした。
 |
| 遊歩道に設けられたゲートをくぐって戻ります |
| . |
 |
| 入口にあった大きなRIGAのモニュメントは炎で照らされて大人気でした |
帰りもバスを利用したかったので停留所に行ったら、既にたくさんの人がバスを待っていた。
遅い時間帯で本数が少ないのかなかなかバスが来なくて、バス停近くの植え込みのレンガの部分に座って腰を据えて待つ人だけでなく、諦めて歩き始める人もいた。
私たちも歩くかどうか迷っていたのだけれど、15分くらい待った頃に乗ろうと思っていたバスではないけれど旧市街方面へ行くトラムが来たのでそれに乗ることにした。
トラムではどこで降りるとホテルに近いのか分からなかったのだけれど、ダウガヴァ川を渡って旧市街側に入って少しすると車内にいたほとんどの人が降りた停留所があったので、そこで私たちも降り歩いてホテルに向かった。
 |
|
前日も前を通った、現在はイタリア大使館となっているユーゲント・シュティール様式の建物 |
| . |
 |
| 新市街との境に建つ自由の記念碑 |
| . |
 |
深夜0時近くですが、多くの人が歩いています 祭りの期間だからでしょうか |
深夜で歩くのは怖いかな…と思っていたのだけれど、人通りが少ない場所は通らなかったので問題なくホテルまで戻ることが出来た。
旅行中の私たちにしては超夜更かしになってしまったけれど、リガの誕生日をお祝いするイベントが開催されている期間に滞在したからこそのことが経験できて、とても楽しい夜になった。
→ 次は、9日目
|