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Helsinki+Baltic States 2024

ヘルシンキ・バルト三国 旅日記 10日目 - 02

ヴィリニュスの町には16世紀初めに城壁が造られ、そこには9箇所城門が設けられていた。しかしロシア帝国に編入されていた時代にほとんどが破壊されてしまい、現在残っているのはこの夜明けの門だけなのだそう。

現在夜明けの門と呼ばれているこの城門は、当時「メディニンカイ門」や「クレヴァ門」と呼ばれていた。
そして門が出来てすぐ、外敵から町を守り門を出入りする人々を祝福するために聖母マリア像が安置され、17世紀には門の中に礼拝堂が造られたのだそう。

旧市街側から見た夜明けの門
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夜明けの門を外側からみる
町の内側からみると城門というよりは礼拝堂といった雰囲気ですが、外から見ると城門らしい外観で銃眼もあります
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門の上部中心にはリトアニアの紋章
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夜明けの門越しに見る旧市街
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再び旧市街側から見た夜明けの門

この後は礼拝堂の内部を見学する。
門の手前、上の写真の左側に礼拝堂への入口があり、内部の階段を上がっていくと礼拝堂に入れるのだけれど、階段がとても混んでいてスムーズに上がることが出来ないくらいだった。

私たちが礼拝堂を見学しているうちに(内部は撮影不可)夕方のミサが始まってしまいそうになったので、すぐに礼拝堂を出ることにした。
じっくり見学することはできなかったけれど、内部はとても美しく中央には聖母マリアのイコン(聖像/聖像画ともいわれる肖像画)が置かれている。
このイコンは現在も奇跡を起こすと信じられていて、1993年にはその当時のローマ教皇、ヨハネ・パウロ2世がこの礼拝堂で祈りを捧げているのだそう。

聖母マリアのイコンを礼拝堂の中でじっくり見学することはできなかったけれど、窓が開いていたので外からゆっくりと見ることが出来たのでありがたかった。(外から見ている時にイコンの前に並んでいる人たちが見えていて、観光している人が説明を聞いているのかな?と思っていたのだけれど、ミサに参列する方たちだったようです。)

この後は夜明けの門から続く通りを戻りつつ、いくつか教会を見学する。

こちらは夜明けの門の前から見た聖テレサ教会

夜明けの門から少し戻った所に建っている聖霊教会を見学する。

聖霊教会の門
ピンク色です

門を入った少し先に教会が建っている。

聖霊教会
教会の建物もピンク色でした

この聖霊教会はロシア正教の教会なのだそう。
リガにもロシア正教の教会があったけれど、それは特徴的なドーム屋根があり私でもこれは東方の教会かなと思うような外観だったけれど、ヴィリニュスのこの聖霊教会は外観からは全くロシア正教っぽさは感じなかった。(門は玉ねぎ型にも見えるのでロシア正教らしい雰囲気なのかも。)

こちらの教会も内部は撮影不可だったのだけれど、祭壇の前にはヴィリニュスの殉教者である三人の聖人の遺体が安置されているため、特別な場所として崇敬されているのだそう。

聖霊教会を見学した後は、そこから少しだけ旧市街の中心へ戻った左手にある三位一体教会を見学する。

右手に写っているのが夜明けの門に続く道に面して建つ聖三位一体教会の門
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聖三位一体教会の門

門を入ると教会と修道院がある。
ここはウクライナ・カトリック教会(ウクライナ東方カトリック教会)という珍しいキリスト教の宗派で、ローマ教皇を最高指導者とするカトリック教会の教義を受け入れつつ、その伝統と典礼様式は正教会と同じビザンティン典礼が受け継がれている宗派なのだそう。

バルト三国では町中でも多くのウクライナの国旗を見かけましたが、聖三位一体教会にももちろんウクライナの国旗が掲げれれていました
お隣はリトアニアの国旗

この教会のミサは、ウクライナ語のみで行われているのだそう

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教会内部を見学することが出来ましたが、大規模な改修が行われていました
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外壁のフレスコ画

時刻は17時半を過ぎたので、観光はこのくらいにして、夕飯のお店に向かいつつ旧市街をもう少し歩いてみる。

これは先ほど夜明けの門へ向かっている時に通りかかった顔出しパネルがあった広場
この広場にも、このあと行こうと思っているレストランと同じ看板が出ていたのだけれど、せっかくなので調べてあった場所にある店舗へ向かうことにしました
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市庁舎広場
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市庁舎広場に面して建つ旧市庁舎
18世紀に建てられたもの
向かって左手奥に見えているのは宿泊する「ラディソン コレクション アストリヤ ホテル」
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市庁舎広場は旧市庁舎の向かいが狭まっていく細長い広場です
広場の先に見えているのは聖ニコライ正教教会
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聖ニコライ正教教会
この時は外観を見ただけですが、こちらは東方正教会の教会です
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入口に天使の像が掲げられた通り
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お土産物などを売る屋台が並んでいました
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角に大きく持ち出した出窓(エルカー)の上がバルコニーになっている印象的な外観の建物

17世紀には髭剃り職人の組合がこの場所にあったのだとか
建物上部に1910という数字の装飾がありますが、現在の建物は1910年に建て替えられたもののようです

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独立宣言署名の館
この建物内でリトアニア評議会の20人が1918年2月16日に独立宣言書に署名し、リトアニアの独立が宣言されたのだそう
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思いっきり逆光ですが、ヴィリニュス大学の敷地内に建つ聖ヨハネ教会の鐘楼
この日は遠くから外観を見ただけです

ここから少し歩いた所に、この日の夕食をとろうと決めて目指してきたレストランがある。

→ 次は、夕食

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