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Sydney + Melbourne 2024

旅日記 5日目 - 02

この日の昼食はこの旅初のオーストラリアらしい料理、オージービーフのステーキのお店でいただく。
ホテルで朝ごはんを食べて以降、飛行機の中で配られたお菓子しか食べていないのだけれど、空腹のピークを超えてしまったのかそんなに量は食べられなそうだった。
それなので、どのように料理を頼むか迷ったのだけれど、両隣の席を見てみると両側とも男性客2人組で、どちらもお肉は1皿ずつ、付け合わせは2人で1皿という頼み方をしていて、そのお肉がものすごく大きかったので、私達は前菜1品、ステーキ1品、付け合わせ1品を頼んで二人でシェアして食べることにした。
ちょっと少なすぎてお店の人に嫌がられるかなと心配したのだけれど、最後まで親切に接客してくれた。

1杯目、私はスパークリングワイン
夫は白ワイン

写真を撮り忘れましたが
お肉の時には赤ワインを1杯ずつ頼みました
赤ワインも数種類あったので
夫とは違うものを頼みましたが
両方とも美味しかったです

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これはホタテ…と思って頼んだのですが
かなり小ぶりでした
scallopという単語があったのですが
1語ではなく○○○ scallopとなっていて
ヒオウギ貝のようなものだったのかも
味はとても美味しかったです

個数を指定して頼む方式だったので
一人1個ずつとして2個頼んだのだけれど
2個ずつは食べられたと思う

.
これはお肉
迷いましたがワギュウ(和牛)を頼みました
とても美味しかったです
ソースは選べたと思います

私達が頼んだワギュウは
隣のテーブルの人達が食べていた
巨大なお肉の塊と比べると
丁寧にカットされていて小ぶりでしたが
私達には十分な量でした

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そして付け合わせの野菜
生野菜はホテルでたくさん食べているから…と思い
焼き野菜のカボチャを頼んだのですが
頼んだ料理の中で一番(桁外れに)大きかったです

ホクホクしていて甘くて美味しかったし
お肉にもよく合いました

3品では少なすぎかと心配していたけれど、十分お腹一杯になった(ほとんどカボチャかもしれないけれど)。

食事中にホテルから部屋の準備ができたというメールをもらったのだけれど、せっかく雨が止んでいるのでホテルには戻らずこのまま町歩きをすることにした。
ブラブラ歩いて港のほうへ向かう。

港に到着しました

サーキュラーキーというエリアで
5本の桟橋が並ぶ港があります

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シドニー・ハーバーブリッジが見えます

港の前の通りを端まで行くと、シドニー・オペラハウスが見えてくる。

左にハーバーブリッジ
右にオペラハウス

シドニー・オペラハウスはガイドツアーで内部の見学が出来るので、私達は明日の日本語ガイドツアーの予約を取ってあった。
それなので外観の見学も明日にする予定だったそうなのだけれど、シドニー滞在中ずっと雨の天気予報なのだけれど、今はちょうど晴れ間があり外観を見学するには良いタイミングだと思うので、このままオペラハウスの外観を見学することにした。

ということでオペラハウス

シドニー・オペラハウスは世界遺産に登録されているシドニーのシンボル的な建物で20世紀を代表する近代建築ともいわれている。

シドニーに音楽ホールを建築することとなり1955年には敷地が決定し、国際コンペが実施された。
このコンペで選ばれたのが当時はまだ無名だったデンマーク・コペンハーゲン出身の若手建築家ヨーン・ウッツォン(Jorn Utzon)の案だった。(ちなみにウッツォンのことは最近はヨーン・ウツソンとの表記が多くみられる気がするので、そちらのほうが母国の発音に近いのかも。)

シドニー・オペラハウス

ヨーン・ウッツォンはコンペで選ばれた後、1957年にはシドニーに渡り設計の修正を行いつつ建設の指揮をとっていた。
その後1959年に着工されたものの、工期も大幅に遅れ工費も予算をはるかに上回っていることなどから州政府と対立し、ヨーン・ウッツォンは1966年に設計者を辞任することになってしまった。
辞任後ウッツォンはデンマークに帰国し、その後は二度とオーストラリアの地を踏むことはなかったのだそう。

ウッツォンの辞任後は3人のオーストラリアの建築家が設計を引継ぎ、オペラハウスは1973年に完成した。
当初3年とされていた工期も10年遅れ、総工費も予定の14倍以上になったのだそう。

これはオペラハウス前から見た
シドニー・ハーバーブリッジとカモメ

シドニーのオペラハウスというとヨーン・ウッツォンの話が有名だけれど、構造設計はアラップが担当していて、このオペラハウスの構造設計を成功させたことで世界中に名をはせ、世界最高峰の構造設計事務所といわれるきっかけになったとも言われている。

カモメ
写真を撮られ慣れている感じ

現在このオペラハウスはシドニーを代表する建築となっていて、2003年にウッツォンにはシドニー大学の名誉博士号やオーストラリア勲章が授与されたのだそう。
ヨーン・ウッツォンはその年のプリツカー賞も受賞している。

ちなみにヨーン・ウッツォンの設計した建物はコペンハーゲンに行った際に1つだけ見学したことがある。
その建物の外観はオペラハウスとは異なりシンプル過ぎて、あれ?という感じだったのだけれど(素人目には…ですが)、内部は本当に美しい建物だった。

ヨーン・ウッツォンが設計した
デンマーク・コペンハーゲンの建物
コペンハーゲン郊外
バウスヴェアの教会
(2010年訪問時の写真です)
ウッツォンがデンマークに帰国後
1968年に設計されたものなのだそう
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美しい内部空間でした

オペラハウスの歴史については、もっと詳しく書かれているものがたくさんあると思うのでこれくらいにして、オペラハウスの外観をぐるりと見学する。

→ 次は、オペラハウスの外観を見学

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