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Norway+Denmark 2025

ノルウェー・デンマーク 旅日記 3日目 - 03

オスロ国立美術館を見学する。

オスロ国立美術館
左端に写っているのはノーベル平和センター

オスロ国立美術館は2022年に現在の場所に新しい建物が建設され、設計はドイツの建築家が担当している。
それまで市内数か所にあった収蔵品がここに集約されていて、ノルウェー出身の芸術家の作品が特に充実している。
エドヴァルド・ムンクの貴重な作品も多くあり、「ムンクの部屋」という特別な展示室が設けられている。

さっそく美術館内を見学する。
「ムンクの部屋」ではない展示室から見学したのだけれど、ムンク以外にも有名な作家の絵画がたくさんあった。

フィンセント・ファン・ゴッホ『自画像』

この自画像はオスロ国立美術館が購入した作品なのだけれど、長い間研究者の間で贋作なのではと言われていたものなのだそう
鑑定の結果2020年に真作だと発表さていて、ゴッホが左耳を切り落とした後、サン=レミの療養所にいた1889年頃の作品とされている

ゴッホは耳を切り落とした後に包帯を巻いた状態の自画像を描いているのだけれど、それは鏡に写った姿を書いているので、絵でみると右側の耳に包帯が巻かれている
その後に描かれた自画像は、この写真の絵と同じ向きのものがほとんどで、その際は切ったほうの耳は描かれない側になり、描かれている耳は通常の状態になっているのだけれど、この自画像では描かれているほうの耳が切り取られた状態になっている
これだけ鏡を見て描いたのではないということなのか?他に何か特別な理由があるのか?
まだまだ謎がある自画像です

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ポール・ゴーギャン『牛とブルターニュの風景』

ゴッホの耳を切り落とした後の作品を載せたので、それに関連してゴーギャンの作品も載せます
こちらも1889年の作品

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クロード・モネ『エトルタの雨』
モネは2026年で没後100年なんですね
こちらは1886年の作品
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こちらはムンクの作品でした
エドヴァルド・ムンク『ラファイエット通り』

パリ留学時代の1891年に描かれた作品で、モネなど印象派の作家の影響が感じられます

この後はムンクの部屋に展示されている作品をみていく。

ムンクの部屋は初期の作品を中心に展示されている小さめの部屋と、その奥に大きな部屋があり2つの展示室があった。

エドヴァルド・ムンク『読書するアンドレアス』

アンドレアスはムンクの弟
ムンクがノルウェー王立絵画学校で学んでいた頃、1882~1883年の作品

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エドヴァルド・ムンク『黒い服のインゲル・ムンク』1884年

ムンクの妹インゲルの肖像画

弟妹を描いた作品がたくさんあるようです

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エドヴァルド・ムンク『自画像』

ムンクも多くの自画像を描いていますが、これは1886年のもので最初期の作品の1つなのだそう

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エドヴァルド・ムンク『病める子』

ムンクは5歳になってすぐの頃に母親を亡くし、その9年後の1877年には母のように愛情を注いでくれていた姉がわずか15歳で亡くなってしまっている
そういった経験がムンクの作品に強い影響を与えていて、このように直接的に死を扱った作品も多数制作している

こちらの油彩画は1885-1886年に制作された作品ですが、展覧会に出品した際には酷評されてしまったのだそう

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エドヴァルド・ムンク『叫び』

ムンクといえば『叫び』というくらい有名な作品
ムンクはこの題名・構図の作品を油彩やパステルなど様々な技法画材で複数描いていています

オスロ国立美術館にあるのは、1893年に最初に描かれた油彩の『叫び』です

私たちがこの前日の夕方に行ったエケベルグの丘が『叫び』の舞台といわれています

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エドヴァルド・ムンク『マドンナ』
1894–1895年

こちらも有名な作品です
ムンクは『マドンナ』という題名の作品も複数制作しています

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エドヴァルド・ムンク『思春期』
1894年の作品
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エドヴァルド・ムンク『生命のダンス』
1899-1900年の作品

ムンクは『叫び』など中心的な作品を自ら〈生命のフリーズ〉と名付けているのですが、この作品もそのひとつとされています

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エドヴァルド・ムンク『煙草を持つ自画像』
1895年
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中庭が見える展示室もありました
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エドヴァルド・ムンク『吸血鬼』1893年
当初のタイトルは「Love and Pain」だったそう
こちらも人気のある作品で様々なバージョンが描かれています
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エドヴァルド・ムンク『灰』1894年
愛の炎が一瞬で燃え尽き灰になってしまった様子を表しているのだとか
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エドヴァルド・ムンク『ゴルゴタ』1900年

ムンクの父親は熱心なキリスト教徒だったのだけれど、ムンクが宗教画を描いたのは人生で唯一この作品だけなのだそう

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エドヴァルド・ムンク『太陽』
私たちがこの翌日見学しに行くことになったオスロ大学の講堂を飾る壁画の習作のひとつだと思います
壁画は1909〜1916年にかけて制作されています

ムンクの作品は「ムンクの部屋」と名付けられた展示室以外にもたくさん展示されていて、どれもとても見応えがあった。(この旅で最初のムンクだったためたくさん写真を撮ってしまい、かつたくさん載せてしまいました…)

ムンク以外の作品も興味深いものが多く、見応えのある美術館だった。

この後はオスロ国立美術館の手前に建つノーベル平和センターに戻る。

→ 次は、ノーベル平和センター

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