Norway+Denmark 2025
ノルウェー・デンマーク 旅日記 4日目 - 04
次はオスロ大学のアウラ講堂を見学する。 この講堂にはムンクが描いた壁画がある。
大学の講堂なので限られた日しか公開していないのだけれど、ちょうどこの日は「Open House
Oslo」という普段公開されていない建物を含む70箇所以上の建築が無料公開されるというイベントが開催中で、このオスロ大学講堂もそこに含まれていた。
 |
オスロ大学
大学のキャンパスはオスロ市内に点在していて、アウラ講堂が入るこの建物は法学部棟なのだそう |
| . |
 |
| 列柱が印象的な建物 |
| . |
 |
「Open House Oslo」のポスター
たまたまこの前日に知ったイベントでした |
オスロ大学のアウラ講堂ではノーベル平和賞の授賞式が1947年から1989年まで行われていた。 その後授賞式会場はオスロ市庁舎に変更されていたのだけれど、2020年はコロナ禍で授賞式も規模縮小で開催されることになりアウラ講堂で限定的に行われたのだそう。(その後はまた市庁舎に戻っています。)
さっそく講堂を見学する。
 |
| オスロ大学 アウラ講堂 |
オスロ大学のアウラ講堂にはエドヴァルド・ムンクの壁画が11点飾られている。
ムンクは強い不安からくる過度の飲酒の治療のため、1908年の秋からデンマークの病院に自主的に入院していた。
その後精神状態は安定し1909年に退院し、ノルウェーに戻ってからの作品は悲観的ではなく明るい色合いになってきている。
そして1911年には、オスロ大学(当時の名前はフレデリク王立大学)の講堂を飾る壁画のコンペに応募することになり準備を始めている。
コンペではムンクが1位となったものの、それを受け入れず反対するものがあり様々な議論が巻き起こってしまった。 しかし徐々にムンクを支持する意見が多くなっていき、1914年に正式に大学から委嘱を受け1916年に壁画は完成している。
 |
| 講堂の正面には11点の連作の中心となる作品『太陽(The Sun)』があります |
| . |
 |
| 正面に向かって左手の壁の中心には『歴史(Historien)』という作品 |
| . |
 |
| 右側には『母校(Alma Mater )』という作品 |
| . |
 |
その他、細い作品が前に3点ずつ 後部に1点ずつ、で計11点あります |
| . |
 |
オスロに着いてからたくさんのムンクの作品を見てきたけれど、この大きさの作品に囲われる空間というのはやはり別格で圧倒された。
見学することが出来て本当に良かった。(前日このイベントが開催されていると知るまでは、このホールは見学することができないと思っていたので。)
 |
オスロ大学のアウラ講堂を出たところ
大学の建物の列柱の間から見えているのは国立劇場 |
この後は昼食にする。 その次に見学する予定の美術館方面にあるレストランを夫が調べてあったので、そこに歩いて向かう。
 |
| 国立劇場前の銅像 Ludvig Holberg(ルズヴィ・ホルベア)というノルウェー・ベルゲン出身の劇作家の像
とても人気のある方で、彼を讃える『ホルベアの時代から』という曲もあるのだそう |
| . |
 |
| ノルウェーの俳優、Per Aabel(ペール・アーベル)の銅像
ひとつ上に載せた写真、国立劇場前の銅像ルズヴィ・ホルベアが作った戯曲『Jean de Franceジャン・ド・フランス』の登場人物を演じている姿だそうです |
| . |
 |
オスロ市庁舎 ここからオスロフィヨルド沿いを歩きます |
| . |
 |
ノーベル平和センターの先にはアーケル ブリッゲという海沿いの再開発地域があります
ショッピングセンター・レストラン・カフェなどの施設があり、海沿いの通りは賑やかでした |
| . |
 |
| . |
 |
| 湾の対岸にはこの日の朝ビィグドイ地区へ行くフェリーから見たアーケシュフース城や軍艦も見えました |
アーケル ブリッゲ地区から橋を渡った先も再開発地域でテューヴホルメンという地区になる。
ここに夫が探してあったランチのお店とその後に見学する美術館がある。 アウラ講堂から歩いて20分くらいで到着した。
この日のランチはノルウェーに来たからには1度は食べようと思っていたサーモン料理のお店で、レストランの名前もずばり「The
Salmon.」。
ベタ過ぎるかなとも思ったそうなのだけれど、ネット上のクチコミも比較的良いし、何より次に見学する美術館のすぐ近くなので選んだのだそう。
外か屋内か好きな席を選んでいいといわれたので、海が見える外の席を選んだ。
 |
まずは飲み物 夫はビールで私はアペロール・スプリッツァー
オスロに着いてから、レストランでシードルを頼むことが多かったのだけれど、私が好きなちょっと甘めのシードル(フランスのノルマンディー産にあるようなやや甘口のシードル)に出会えなかったので、海外へ行くといつも頼んでしまうアペロール・スプリッツァーに回帰しました
混ぜ具合(?)はお店によって違うと思いますが、大きくハズレることはなく安定の味です |
料理はお店の名前がサーモンというわりには、メニューの一番最初のお勧め料理に牡蠣が載っていたり、サーモンは刺身だったり巻き寿司だったりと、若干思ったもの違っていたけれど、それ以外のもので2品頼むことにした。
 |
サーモンがのったサラダ
日本の居酒屋でも食べられそうな料理ですが…美味しかったです |
| . |
 |
こちらはスモークサーモンを焼いたもの 下はお米のような形のショートパスタ
キノコのクリーミーなソースでサーモンに合い美味しかったです 添えてあるのはシメジの酢漬けでした |
心地よい天気で海を見ながら食べたので、その雰囲気も相まってとても良いランチになった。
食後はレストランの先に建つアストルップ・ファーンリー現代美術館を見学する。
 |
| アストルップ・ファーンリー美術館 |
オスロのテューヴホルメン地区に建つAstrup Fearnley Museum(アストルップ・ファーンリー美術館)は1993年に開館した私設の現代アートを中心とした美術館。
テューヴホルメン地区の再開発に伴い、2012年にこの地に移転してきていて、レンゾ・ピアノが設計した2棟の建物で構成されている。(建物は3棟ありますが、そのうち1棟はオフィス棟で美術館として使われているのは2棟です。)
 |
| . |
 |
|
潮風にさらされるこのような場所で外装に木を使ったのは何か意味があるんでしょうかね? |
| . |
 |
| . |
外観を見た後は美術館を見学する。
ちょっと館内の見学は駆け足になってしまったけれど、これで終わりにして、次はムンク美術館へ行く。
→ 次は、ムンク美術館
|